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でんしゃ

一昨年、去年とFujiRockに行ったのだけれど、何がつらいって、何をするにも行列しなければならないところかもしれない。トイレや食べ物を買う際はもちろん、メインアクトが終ったあとには、宿に着くまで延々と列の中を進まなくてはならない。活動時間の半分以上が並んでる時間かもしれない。

全ての日程が終って、皆が帰途に着く。苗場からシャトルバスで越後湯沢まで帰るのだけれど、これが最後のトドメという感じで、もう信じられないような長蛇の列に並ばされる。並びはじめの時には、列の遥か前方にバスが豆粒のように見える感じだ。

びっくりしたのは、苗場の駅に着いてみると、新幹線はあっという間にフジロッカーたちを乗せ、ほとんど混乱なく大量の人員を運び去ってしまった。もちろん、FujiRock専用車両ということは全くない。駅の中はさっきまでと、うって変わって、整然とした平和な感じだった。

これを見て、やっぱ電車すげー、と思った。考えてみれば、FujiRockとはいえ、たかだか数万人のオーダーの人間なんて、電車からしたら全然大した問題ではないのかもしれない。都心の通勤電車なんて、2時間程度で数百万の人間を同時に処理しているだろうから。

まあ、だからこそ数分でも狂うと、大混乱になるのはあたりまえかもしれない。ラッシュ時に電車が5分こなかったら、すぐにホームは人で溢れてしまいそう。そうならないように、秩序を維持してる人達は、まあ普通に想像してもかなりのプレッシャーなんだろうな。

などと脱線事故のニュースを見て、いろいろ考えてみたが、考えはまとまらず。