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「いじめは良くない!」といういじめ

最近ワイドショー見てると、いじめの事実を隠蔽してたり、先生自らいじめに加担してたりした事件が立て続けに起ってるみたい。で、関係者が遺族の家に行って土下座して謝罪する様子をカメラがとり囲み全国放送されてた。「いじめは良くない」という誰も反対できない正義をふりかざして新たに生みだされる社会的ないじめ。なんだかなあ。こういうTV映像を見てストレスを発散してしまう人間の感情そのものが、いじめを生みだす集団心理なんじゃなかろうか。

だったら、ワイドショーなんて見るなよ、ってことなんだけど。

Atsushi Tadokoro — 20 October 2006 18:27
まあ「正義」を信じること自身は悪いことではないのかもしれないけれど、圧倒的多数が集団で「正義」をふりまわすのって、実はそれがただ気持いいからなんじゃないかとも思ってしまいます。圧倒的多数に支持されている「正義」の側に付いていると、高揚感や全能感で単純にいい気分だし、誰も批判されないし。 なので、たまに意識的に立ち止まって考えないと恐いですよね。 僕も正論ばかり言いがちな性格なので、反省を込めて…
— 20 October 2006 17:33
このテーマにあっているかわからないけれど、 正義や、常識をふりかざすことは、時に実はとても恐ろしいものなのではないだろうか、、と考えます。 それが、自分の価値観に加え、常識やら正義という大義名分的なニュアンスがつけ加わった時、 自分の考えが他人と共有され、あたかもそれが正しいように、流れていく。そんな恐ろしい状況が自分の周りに起こったら、倒れてしまうかもしれない。 とってもおそろしいことだと思うし、 考えただけで、気分が悪くなりますね。 だけどさ、、そもそも正義って人を苦しめるためにあるものではないんだよね。 なんだか、いろいろ考えると、矛盾が大きくなり、やっぱり、わかりやすいのが一番いいですね。