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バブルな豪邸

バブルな家

Maison Bulle :Ken Sparkes photography

「バブルハウス」というと六本木ヒルズみたいなバブリーな方々が金にものを言わせて住むマンションかと思いきや、本当に泡のような形状をしたマンション。美しい。この部屋に合う家具を捜すのは、なかなか大変そうだけど。

学生のころ、一般教養の認知科学かなにかの授業で聞いた話。「ミュラー・リヤー錯視」と呼ばれる矢印の向きによって線の長さが違って知覚してしまうという有名な錯視は、普段から部屋の壁と天井などの境界が描きだす形状を見なれているために起こるという説があるらしい。内向き矢印は凹んだ立体、外向き矢印は出張った立体と無意識に認知してしまうから、凹んだほうをより長く感じてしまうということらしい。その証拠に角のまったくない住居に住んでいた未開の部族にはこの錯視はおこらないとか。ということは、この「バブルマンション」で育った子どもは、この錯視を感じないのだろうか。一瞬そう思ったのだが、現代の日常生活で垂直な角をもった物体を排除するのは無理のような気がする。部屋だけを丸くしてもだめかもしれない。

しポ — 11 June 2007 04:19
はじめて写真を見た時からおもっていたのですが これは「バーバパパのいえ」です。 http://cello.t.u-tokyo.ac.j... http://bookweb.kinokuniya.c...
Atsushi Tadokoro — 11 June 2007 00:00
> やましん そういえば、むかしN先輩の実験の被験者になったことあったなあ…。 「横はどこまでですか?」 みたいな空間認知の実験。 > しポさん 本当だ。バーバパパの家似てますねえ。 懐かしいなあ。バーバパパ。
やましん@会社 — 10 June 2007 17:04
丸い家で育ったらそもそも直線や直線で囲まれた閉区間が認識できない、とか学生の頃、本で読んだような。 「空間の認知」で修論を書いた、たどちゃんの高校の先輩でもある、えぬ先輩にでも聞いてみたら、教えてくれるかもよー。 まぁ、無重力空間で育てば確実に上下左右って概念は取得できないかもね。 --- 休日出勤で仕事だるい。 雨降ってたらやめようと思ってたのに止んでしまったら言い訳出来ないから来てしまったけど。