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TidalCycles 0.8 リリース

TidalCyclesが0.8にアップデートして、いろいろな点で更新がありました。新機能をざっと解説します。

名称

これまでの名称は、「Tidal」でしたが、正式名称は「TidalCycles」、その省略形として「Tidal」と呼ぶということになりました。TidalCycles (or Tidal for short) おそらく、音楽配信サイトと名称が被るからだと思われます…

標準の音響生成エンジンがSuperDirtに

これまでのバージョンは、音を生成するエンジンとしてDirtという独自のプログラムを使用していたのですが、ver 0.8からは、SuperColliderをベースにしたSuperDirtの使用が標準となりました。ただし、以前の”classic” Dirtも併用することは可能です。

インストールが簡略化

SuperDirtが標準になったことから、インストールが大幅に簡略化されました。以下の環境を整備します。

Git

SuperDirtを使用する際に、Git(バージョン管理システム)が必要となります。OS Xであれば、Homebrewからインストール可能です。

Haskell + TidalCycles

OS Xであれば、homebrewを使用して簡単にインストール可能です。

あとは、Haskellのパッケージ管理システムのcabalを使用してTidalCyclesのライブラリをインストールします。

で完了です。

Atom

https://atom.io/からダウンロードしてインストールします。

インストールが完了したら、メニューから edit > settings > install でPackageのインストールを表示して、「Tydalcycles」で検索します。すると以下のプラグインが表示されますので、インストールします。

SuperCollider

SuperColliderのGithubから3.7以降のバージョンをインストールします。

SuperDirtのインストールと起動

SuperDirtのインストールはSuperCollider内から行います。まずSuperColliderを起動して、以下のコマンドを入力して選択した状態にして、command+enterで実行します。

Dirtのサンプルファイルを大量にダウンロードするので、時間がかかります。気長に待ちましょう。以下のメッセージがコンソールに表示されれば完了です。

ここで、全てのライブラリーを再度コンパイルする必要があるため、SuperColliderを再起動します。再起動したら、以下のコマンドを入力して、選択してcommand+enterで実行します。

コンソールに以下のメッセージが表示されたら、SuperDirtの起動が完了です。

Atomを起動して、メニューから、Packages > TidalCycles > Boot TidalCycles を選択してTidalを起動します。あとは、以下のようにテストのコードを入力して、音が出れば完了です!

SuperColliderとの連携が簡単に

SuperDirtの導入により、SuperColliderとの連携が大幅に簡略化されました。これは別稿にまとめます。