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多摩美 – Media Lab. I 2017

第9回 Live Coding入門 – TidalCycelsのセットアップと基本

今回は、前回の調査で希望者の多かったTidalCyclesを使用したライブコーディングについてとりあげます。

ライブコーディングとは、プログラムをリアルタイムに実行しながらコーディングする行為自体をパフォーマンスするジャンルです。主に、音楽や映像を生成することが多いですが、Webや詩などその適用範囲は拡がっています。

TidalCyclesは、こうしたライブコーディングの環境の中でも、リズムパターンの生成に特化した環境となっています。シンプルな文法で複雑なリズムパターンをリアルタイムに生成し変奏していくことが可能となっています。Mac OS X、Linux、Windowsで動きます。

前半で、そもそもライブコーディングとは何なのか、その成り立ちと様々な応用について紹介します。後半は、実際にTidalCyclesを使用してライブコーディングのパフォーマンスに挑戦します。

TidalCyclesのインストール

TidalCyclesのインストールはとても時間がかかります。あらかじめ以下の環境をインストールしておくことを強くおすすめします。

Mac

Mac (macOS) 用に、インストールの自動化プログラムが公開されています。

Homebrewのインストール

インストール自動化スクリプトを実行するにはHomebrewというパッケージ管理システムが必要です。以下のコマンドをターミナルで実行します。

自動化スクリプトの実行

tidal-bootstrap/のページから「Download Zip」ボタンを押してスクリプト一式をダウンロードして、フォルダーの中にある「tidal-bootstrap.command」ダブルクリックします。するとターミナルが起動してインストールが開始します。ターミナルに表示される指示に従ってインストールを行います。全ての処理が完了すると、以下のように表示されます。

これで、TidalCyclesが使用できるようになります!

Windows

Windowsは手動でインストールする必要があります。

基本環境のインストール

まず以下の言語とアプリケーションをひとつずつインストールします。

TidalCyclesのインストール

以下のコマンドをPowerShellもしくはCommandプロンプトから入力します。

SuperDirtのインストール

SuperColliderを起動して、以下のコードを入力します。

しばらくインストールが続きます(気長に待ちましょう)。完了すると以下の表示がコンソールに出力されます。

TidalCycles Atom pluginのインストール

TidalCycles Atom pluginをインストールします。Atomを起動してedit > settings > installメニューに進みます。検索欄に「tidalcycles」と入力すると、プラグインが表示されるので、「Install」ボタンを押してインストールします。

これで完了です!

スライド資料