Beyond Code #2

2016年4月22日, @SuperDeluxe, Open 19:30 / Start 20:00
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Beyond Codeは、コードによる表現を極限まで追求した先には何があるのか、ライブパフォーマンスを通じて探求していくイベントです。VJ、DJ、オーディオ・ビジュアルといったジャンルの垣根を超えて「コードの先」を様々な手法で表現するアーティストを紹介していきます。これまで、久保田晃弘、HH (姚仲涵 & 葉廷皓)、Yu Miyashita、RESHAFT、HEXPIXELS (比嘉了& Kezzardrix & 丸橋圭太郎)、ひつじ、Nyolfen、VJ GRAIN noir、Kawakami Kohei、早坂あきら、といった多くの個性的なアーティストが出演してきました。

2回目となる今回も多彩な顔ぶれが揃いました!

Renick Bell

http://www.renickbell.net/
アメリカ・テキサス州出身。2006年から東京を拠点に活動し、2015年に多摩美術大学で博士号を取得。リアルタイムでプログラムコードを書き込み、アルゴリズムを構成する「ライブコーディング」によって、複雑で予測不能なリズムと、ヘヴィーでドープなベースを持つ独特の「即興演奏」を展開する。これまで、ヨーロッパ、アジア、アメリカをはじめとした各国のクラブ、美術館、スクワッターが占拠する廃屋など、様々な場で演奏活動を展開してきた。近年では、algorithmとraveの混合語である〈Algorave〉を冠したライブイベントの中心人物として、世界を股にかけた演奏活動を精力的におこなっている。the3rd2ndからレコードをリリースしており、またQuantum Nativesから新作をリリース予定。

Manuel Palenque

http://manuelpalenque.com
1986年ブレノスアイレス生まれ。プログラマー、サウンド&ビジュアルパフォーマンサー。音と映像の双方をリアルタイムにミックスした活動を行う。UNTREFでエレクトロニックアートを学び、万博やシアター、ライブ、メディアインスタレーションなどでインタラクティブ・デザイナー、プログラマーとして多くの活動に加わる。音楽プロデューサーとして、ライブパフォーマンスのための電子音楽の作曲、ゲームや映画のサウンドデザインを行う。また、ブレノスアイレス、マル・デル・プラタ、メンドーサ、ロサリオ、イビザ、バルセロナ、ボゴタなど世界各所の都市でワークショップを行っている。

橋本麦

http://baku89.com
映像作家, デジタルアーティスト. 1992年生まれ, 武蔵野美術大学中退. 実験的なルックやジェネラティブな制作手法を得意とし, 映像作品からWebまで幅広く手掛ける. これまでにgroup_inou, Koji Nakamura, fhána等のアーティストのMV, アニメ「すべてがFになる」のED映像などを手掛ける. 第19回文化庁メディア芸術祭新人賞受賞. 現在, INS Studioに所属.

lycoriscoris

http://lycoriscoris.com
東京を中心に活動する音楽家。幼少の頃より楽器に触れて育ち、 バンド活動を経て2009年頃より本格的に電子音楽の制作を始める。 これまでに1枚のEPと2枚のフルアルバムをリリース。「DOMMUNE」や、涼音堂主催「渋響」、「OUT OF DOTS 2012-2013」、「ProjectedScape」、「sonorium」、「2.5D」、「EMAF 2013」などに出演し、2012年8月には上海などの5カ所を巡る中国ツアーを行なう。 Andreas TillianderやMARK FELL、らの来日公演で共演。またリミキサーとしてpawnやkous、アントニオカルロスジョビントリビュートコンピなどに参加。音楽誌、サウンド&レコーディングマガジンへのインタビュー掲載、また同誌への音響プログラミングソフトMax/MSP記事に寄稿するなど活動は多岐にわたる。生演奏やプログラミング、サンプリング、カセット・テープなどを駆使しながらも、一貫してデジタル時代を逆行するかのようなオーガニックな音像を追求している。

Intercity-express

http://www.csp-salad.com/
コンポーザー・大野哲二によるソロプロジェクト。国内外の広告音楽制作と同時に、AudioVisualのライブ作品を発表。直感的に視覚と聴覚を連動させるそのジオメトリカルな生成パターンを主軸に、MUTEK(モントリオール)やFILE(ブラジル)等のメディアアートフェス、またイタリアやロシア、マルタ、ポーランド、オランダなど、ヨーロッパを中心に公演を行う。

Shuhei Matsuyama

http://www.shuhei-matsuyama.com/
千葉工科大未来ロボディクス学科卒。「アートを創作できるエンジニア」としてロボティクスからメディアアートへと様々な領域での活動を行う。TouchDesignerを使用したオーディオ・ビジュアル作品、インタラクティブなインスタレーション、MVのビジュアルエフェクトなど多岐に渡る活動を行っている。

Vegpher

http://www.vegpher.com/
FilFla、FourColorなどでも活動するサウンドアーティスト/コンポーザー杉本 佳一によるハイブリッドなビートミュージックプロジェクト「Vegpher」。リズ ムのインパクトと快楽的な低音のシークエンスに主眼を置いた空間的でバウン シーなダンスミュージックを志向する。昨年リリースされたデビューアルバム 『Play』ではマスタリングエンジニアにヨーロッパテクノ界の要人Mokiraことア ンドレアス・ティリアンダーを起用。また、MV制作においてはモーショングラ フィック界のカリスマtakcomを迎えるなどラジカルなコラボレーションを実現し ている。そして2013年10月、Vegpher名義での待望の2ndアルバム『PLUS』を PROGRESSIVE FOrMよりリリース。 杉本の作品はそれぞれのサウンドプロジェクトにおいて、ニューヨークの 「12k」、「apestaartje」、ドイツ「TOM LAB」、日本の「HEADZ」など国内外の 音楽レーベルから多数リリースされており、なかでもFourColorとしての作品 「watter mirror」が英『THE WIRE』誌ベスト・エレクトロニカ・アルバムに選 出されるなど、海外での評価は非常に高い。 これまでにヨーロッパ各国をはじめアジア、オーストラリア、北米・カナダでラ イブパフォーマンスを行うなどグローバルな活動を続けている。また、数多くの 映画/映像、演劇、エキシビジョンへの楽曲提供・制作、CM/web/企業VPのよ うな広告音楽を手掛ける中、2004年カンヌ映画祭では宮崎 淳監督による 「FRONTIER」が監督週間おいて「若い視点賞」、2006年フランス・エクスアンプ ロヴァンス映画祭ではドイツ人監督TimoKatzによる「Whirr」が「オリジナル映 画音楽部門賞」を受賞するなど実績も残している。

北千住デザイン

https://kitasenjudesign.com/
会社員のかたわら、北千住デザインとして、映像製作、ウェブサイト製作、記事の執筆、同人誌製作、VJなどの活動を行っている。

田所 淳

http://yoppa.org/
クリエイティブコーダー。アルゴリズムを用いた音響合成による音楽作品の創作、ラップトップコンピュータを用いた音と映像による即興演奏などを行う。大学では、openFrameworks、Processing、Arduino、Pure Data、SuperColliderといった「クリエイティブ・コーディング」についての講義を行う。資料はWebサイト(http://yoppa.org/) で公開、多くの学生やクリエイターに活用されている。