多摩美の新学期が今週からスタート。新学期を機会にまたブログをぼちぼち再開してみようかと思う。またすぐに三日坊主になる可能性もあるけど。

週一回とはいえ、大学で教えていると、学生の反応から技術トレンドの移り変わりを実感する機会が多い。つい最近までインタラクティブなことをやりたい人は圧倒的にActionScriptを勉強したがっていた印象だったのだが、ここ1年でずいぶん揺れ動いている気がする。そもそも、Webの中で完結して表現するということ自体に対する飽きみたいなものもあるのかもしれない。

現役の学生の、こういった空気を読む感覚は馬鹿にできない。個人的にも常に新たな知識を提供していかないとそっぽ向かれてしまうので、がんばらないと…

さらに言えば、「Webクリエイター」という職業の、長時間労働のわりには薄給という過酷な労働環境の実体が明らかになって、業界全体の魅力が落ちてしまってるのかもしれない。「Webデザイナー」の平均年収は全職種平均よりずっと低い (参考：WEBデザイナーの平均年収｜クリエイター – 転職ならDODA)。アパレル系などと同様に、これじゃ「あこがれ搾取産業」だ。経営者の人達は、もっと社員クリエイターの給料を上げよう!

久しぶりにブログを書いたら、よくわからない方向に行ってしまった…