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DRMなんていらない!?

ジョブズからの手紙:「DRMは無意味だし、今後も決して役に立たない」(Engadget Japanese)

「DRM(デジタル著作権管理)なんて、必要ないんじゃね?」 とジョブスたん。まあAppleは音楽を作って売っている会社ではないから、好きなこと言えるよな。もっとデータ形式で音楽が流通するようになれば、さらにiPodは売れるわけだし。ただ、DRMなんていつか破られてしまうものだし、そもそもCDが流通している限り意味がないという指摘は確かに説得力がある。

音楽を聞く立場からすると、余計なプロテクトは邪魔なだけなので、極力自由になってほしい。でも、アーティストはどこかで収入を得られなければいけないわけで、いまのテクノロジーにマッチしたコピーライトのありかたを考えないといけないんだろうな。

こういったことを考えるとき、すごく不幸だなあと思うのは、日本における著作権管理団体(JASRAC)が公平な機関としてはどうも信用できないことかもしれない。あんたたちが懸命に徴収しているのは、著作権者じゃなくて、天下りの役人の破格の給料のためなんじゃないの、みたいな。もっとみんなで知恵を搾りゃいいのに、どうも元締めが信用できないから不毛な議論になってしまいそう。そして気がつくと、音楽産業はどんどん萎んでいき、YouTubeからは日本だけ締め出され、流行るのはドラマの主題歌のタイアップものばかりになっていくのだろうか…。

  • taku

    はじめてお邪魔します。
    新潟大学で工学部に通っている者です。
    音楽が好きで最近MIDIデバイスを作りたいと思うようになり、MAX/MSPの検索ワードで辿り着きました。
    新潟のような物理情報の少ないところでは
    楽器作りもシンセ遊びも際物扱いなので
    このようなサイトは大変助かります。
    JASRACについてのコメント、ごもっともです。
    新潟は昔JAZZが盛んな街でしたが、数年前のJASRACによるJAZZ喫茶巡りによって、新潟のJAZZのお店はほぼ全滅。音楽好きからはあきらめの声やJASRACへの怒りや不信感しか聞けなくなってしまいました。
    それはさておき、このサイトの講義レジュメもブログもとても興味深いトピックばかりです。
    今後もちょくちょく拝見しに伺います。

  • TAXMANの歌詞の夢にまで税金じゃないけど。
    代行徴収団体としての意味が失われてきてますね。
    でもこの問題についてはちょっとやそっと頭をひねっても何にも考え付かない凡夫な小生です…。

  • 知的財産権ってのは、僕の仕事の特許もそうだけど「権利の保護」と「利用」のバランスを取りながら現実社会で運用されることが重要だと思うんだよね。
    でも、現状のJASRACはどうも「権利の保護」の観点しか頭にないようにしか思えないね。
    上記のtakuさんもお書きになっている新潟のJAZZ喫茶の話
    http://www4.ocn.ne.jp/~swan
    を見ても明らかですよね。
    音楽好きな僕たちも、適切な料金でしかも簡単で確実にアーティストに還元される明確な仕組みがあれば、安心だし喜んで利用すると思うんだけどなぁ。

  • Atsushi Tadokoro

    お、コメントが沢山…。放置してしまってすみません。
    > takuさん
    Max/MSPで検索してここまで辿りつくのは、なかなかのリサーチ力ですね…。デバイス制作は僕はできないのですが、おなじ多摩美で授業をやっている久世さんのサイト(http://www.kuze.jp/)は、すごく役にたつと思いますよ。是非チェックを。JASRACが地元の音楽文化を衰退させてしまうのって、なんだか酷い話しだなあ…。

  • Atsushi Tadokoro

    > 1vv4さん
    僕も「じゃあどうすればいいの?」って訊かれたら、具体的にどうすればいいのかわからないです…。音楽を楽しく聴けて、そのぶん作ったひとに還元されるのがいちばんだとは思うのですが。

  • Atsushi Tadokoro

    > やましん
    お、専門家だ!
    リンク先の新潟のライブハウスのページ、すごいね。
    「過去10年使用料550万請求が280万(150万現金 130万130ヶ月払い)に、」
    なんだかすごくいいかげんに徴収額を決定しているような印象が…。
    最近はビートルズをリクエストに応じてハーモニカで演奏していたおじさんの話が話題になってましたね…。

  • 著作権はあんまり詳しくないけど…
    まぁ、情報をコピーすることでお金儲けしてる会社に勤めている身としては、著作権についても真面目に考えざるを得ない立場にあるね。
    確かにおっさんのハーモニカ演奏にまで徴収しようとするかねぇ。幼稚園の運動会の入場門に某ネズミキャラのイラスト書いてただけで抗議した某企業みたいな嫌らしさを感じるよね。
    おっさんのハーモニカビートルズの演奏を聴いて「ええ曲やなぁ。CD買おう」と著作権者の利益に繋がるってことは、JASRACのおっさん達は想像もできないんかもなぁ。
    上の新潟のライブハウスのページのどこかにも書いてたけど、アメリカではライブ演奏には著作権料を要求しないらしいねぇ。
    アメリカのようなコモン・ロー的な法体系とその運用は、権利者と受益者のバランスが取れる合理的な方向へ向かうんだろうけど、日本は「法律サマが一番エライんじゃ!オレは法律に忠実に運用してるだけだもんね。だから金よこせ!」って感じやもんね。
    ん〜。まぁ、ドイツ由来の「法律だけはガチ。」なのは仕方が無いんだけど。やっぱり利用者が声を上げるしかないんやろか。

  • unk

    ご存知の方も多いと思いますが、面白い記事があったんで。
    http://blog.livedoor.jp/lin