サウンド・パフォーマンス 2016
- 多摩美術大学情報デザイン学科メディア芸術コース
- 対象:2年 (選択必修)
- 火曜曜3〜4限
Pure DataやSonic Piなどの音楽ソフトウェアを用いて、ビジュアルと連動したインタラクティブ/ジェネラティヴな音楽(サウンド)を生みだす方法や、1年で学んだインタラクションやArduinoによるシンセサイザーを応用して、創造的インターフェイスとしての自作楽器をデザインする方法を学び、パフォーマンスを行います。
火曜日 (田所担当) のパートでは、Sonic Piを使用して、音楽や音響作品をプログラミングによって生成する基礎を学び、その成果をもとにライブパフォーマンスを行います。また、Sonic Piの開発環境の特徴である「ライブ・コーディング (Live Coding)」の機能を活用して、プログラムを実行した状態でリアルタイムにコーディングを行う手法を体験します。
ワークショップの成果発表として、12月初旬に開催される「八王子演劇祭」に参加し、グループまたは個人でパフォーマンスの発表を行います。
授業ノート
- コンピュータ音楽の簡単な歴史・Sonic Pi 入門
- Sonic Pi 基礎2 – サンプルを使う、ランダム化
- Sonic Pi 基礎3 – プログラムの構造化とデータ構造
- Sonic Pi 応用1 – Haskap Jam Pack でジャムセッション!!
- Sonic Pi 応用2 – Haskap Jam Pack ボーカロイドとログフォワーディング
- Sonic Pi 応用3 – 楽器をデザインする
授業スケジュール(予定)
- Sonic pi入門、ライブコーディングとは?
- 音色と音程 – 様々な楽器(Synth)、コードと旋律
- 1分パフォーマンス:音を出してパフォーマンスしてみる
- 構造を作る: 条件分岐、ランダム、ループ、スレッド
- 3分パフォーマンス:構造と展開をもったパフォーマンス
- サンプリング&プレイバック、オリジナルSynthの作成
- グループパフォーマンスのための実習
- 最終発表 – グループでのパフォーマンス