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どっちも真理
最近話題になっていた、ある人材開発コンサルタントの書いた「逃げるクセがついた人は、いつまでたっても「有能感」が満たされません」 というエントリを読んでいろいろ考えてしまった。
どんな仕事にも「有能感」という「人間は、自分は有能でありたい」という感覚がエネルギーとなっている。そして、その「有能感」は「現場で必死に戦い、努力して、結果を出すことでしか獲得できません」という意見。
確かにそうなのだと思う。すぐに達成感が得られて面白い仕事なんてほとんど無いだろうし、そんな簡単なものだったら「有能感」は薄いのだと思う。そういった点で、仕事って楽器をマスターしたり、スポーツをするのに似てるのかもしれない。
ただ一方で、全てはそうとも限らないような気もする。この人は成功した例だけれど、世の中には必死で与えられた仕事と格闘するものの、いつまでも「有能感」が満たされないまま、つらい思いで働いている人もたくさんいる。
このエントリとほぼ同じ時期に、Tumblrで見付けたとある企業のマニフェストにぐっときた。
http://shop.holstee.com/pages/about
こちらも、やはり真理のように思う。
これは、あなたの人生。好きなことをしなさい。頻繁に。気にいらないことは、変えなさい。いまの仕事が嫌なら、辞めなさい… (中略) … 人生は短い。
いまやっている仕事を続けていれば、常に成功するとは限らない。なので、せめて好きなことをするべきなのかもしれない。ただし、ある程度その仕事と格闘してみないと、その面白さがわからないのも事実。でも、人生は一度きりの短いものなので、その全てを確かめることはできないし。
難しい…