サウンドプログラミング 2020 (環境情報デザイン)
- 前橋工科大学総合デザイン工学科
- 2019年度秋学期、水曜日6時限 (18:00 – 19:30)
- 対象年次 3
- 教室: 719
- 担当教員: 田所淳
- 履修条件:
- PC (macOS、Windows、Linuxのいずれか) の基本操作について習得していること
- macOS、Windows、LinuxのいずれかのOSがインストールされたノートPCを持参してくること
最終課題について
最終課題 : ライブコーディングのパフォーマンス
これまで学んできた内容を総動員して、ライブコーディングのパフォーマンスを行ってください!
- 発表会 : 2021年1月13日 18:00〜
- 使用する環境 : Sonic Pi または TidalCycles
- 他のアプリケーション (Processingなど) と連携するのも可
- パフォーマンス時間: 5分〜10分程度
- オンライン (Zoom) での発表となります
講義ノート
- サウンドプログラミング – イントロダクション
- ライブコーディングとは? Sonic Pi入門
- Sonic Pi 基本1 – サンプルを使う、乱数の利用
- Sonic Pi 基本2 – プログラムの構造化とデータ構造
- Sonic Pi 基本3 – コード (和音) とスケール (旋法)
- TidalCycles導入 – インストール
- TidalCyclesの基本
- TidalCyclesの基本2 – 様々なパターンを生成する関数
- TidalCycles応用 1 – 構造を作る
- TidalCycles応用 2 – シンセサイザーを使う / コードとスケール
- TidalCycles応用 3 – オリジナルの楽器を作成する
- TidalCycles応用 4 映像との連携 – OSCによるアプリケーション間接続
- ビジュアル・ライブコーディング – LivecodeLab、Hydra、Kodelife
講義概要
プログラミングによるサウンド表現を学ぶ。ライブコーディングの環境を積極的に活用していく。開発環境として、まず前半でSonic Piを用いてライブコーディングと音楽プログラミングの基礎を学び、後半はSuperColliderによる音響生成やTidalCyclesを用いた本格的なライブコーディングを学ぶ。
参考書
- 『演奏するプログラミング、ライブコーディングの思想と実践 ―Show Us Your Screens』田所淳 (BNN新社)
- 『コンピュータ音楽―歴史・テクノロジー・アート』Curtis Roads・青柳龍也・後藤真孝 共著 (東京電機大学出版局)
- 『Pure Data -チュートリアル&リファレンス』 美山千香士(ワークスコーポレーション)
- 『Pd Recipe Book -Pure Dataではじめるサウンドプログラミング』 松村 誠一郎 (ビー・エヌ・エヌ新社)
- Scott Wilson, David Cottle, and Nick Collins. 2011. The Supercollider Book. The MIT Press.
提出課題・試験・成績評価の方法など
履修態度、課題提出(中間課題・最終課題)の内容を総合的に評価します。
履修上の注意
- PC (macOS、Windows、Linuxのいずれか) の基本操作について習得していること
- macOS、Windows、LinuxのいずれかのOSがインストールされたノートPCを持参すること