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意見のグラデーション

Facebookのnoteにも書いたのだけれど、こちらにも転載。これは確固とした意見の主張ではなく、あくまで現状での自分の思考の記録として。今後状況の変化によって、考えは変化していくかもしれない。

震災から1ヶ月半ほど経過して、首都圏では論議のテーマは原発の是非に関する内容が増えてきているように感じる。

この問題が難しいのは、単純に「反原発」対「原発推進」と0か1かで単純に分けられるものではなく、「反原発」の中でも即刻日本の全ての原子炉を停止すべきという意見から、まずは危険な原発だけを停止して徐々に原発以外の手段に移行していくべきという意見まで、グラデーション状に様々な考えがあるところだと思う。

「原発推進」派にしても、新規に原発を作るのはやめて現状を維持しながら電力を確保していこうという現状維持派から、きちんと責任を引き受け東京湾に原発つくろうという積極推進派までいろいろありそう。

じゃあ自分はどうなのかといえば、まずは緊急に危険な原発を停止した上で残りの原発は維持しながら徐々に代替のエネルギー手段に移行していくのが良いのではないかという比較的穏健な脱原発派の意見になりつつある。それが、20〜30年くらいかかる長期にわたるものでも仕方ないのではともおもう。

賛成か反対かという単純な区分けができない以上、「反原発!」って漠然とデモしているのはあんまり生産的じゃないような気がする。特定の組織や人を目の敵にしてただ批判するのではなく、「じゃあどうするの?」という将来のビジョンを一人一人が考えないと。

ただ、そのための情報が今はあまりにも少ないのも事実。

例えば、全ての原発を今すぐ止めた場合はどうなるのか、稼動している原発を10年かけて減らしていくとどうなるのかといった具体的なシミュレーションを分析した情報が共有されることで、ようやくまともな議論が始められるような気がする。