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祝、Processingリリース
Casey ReasとBen FryによるProcessingが、長い長いβ版から抜け、ついに正式リリースされたようだ。それにあわせて、アイコンやUIがリニューアル。クールな印象でなかなかいい感じ。
ささやかながらお祝いという意味で、久しぶりにProcessingのアプレットを晒してみる。
空間にランダムに配置された8つの粒子が互いの引力で引き合いながら、複雑な軌道を描いていく様子が画像として生成されていく。画面クリックで再描画。物理計算には、traer.physicsライブラリを使用してみた。基本となるアルゴリズムは、今週のSSAW08の授業で作成したサンプルパッチを流用。
「物理演算系」の動きは、予想外に複雑なパターンを生み出すこともあり、かなり奥深い。8つの点の間の重力を計算するだけで、予想を越えた動きになる。面白い。学生の頃に石井威望さんの授業で習った、カオスやフラクタルの話を思いだすなあ…