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いろんな刺激をインプット
ここ数日は、いろいろ忙しく動きまわる日々。
金曜日はタマビのオープンキャンパス。毎年恒例のオープンキャンパスでの講評会だった。今年のssaw05は去年に引続きグループ単位での発表。4つの組に分かれてライブパフォーマンスを行った。
どのグループも野心的な作品ばかりで、短時間でここまでやってしまうことに改めて感心する。完成度という面ではまだ課題は残ったものの、どれも可能性を感じさせる斬新な作品ばかり。なかなか楽しかった。
その日の午後は、レクチャーホールでローリー・アンダーソンさんの公開レクチャーが催されていたので、迷わず観にいく。さすがローリーさんは表情が豊か。メッセージが素直に心に響くような不思議な説得力を持った講演だった。ローリーさん愛知万博の企画に一部携わっていたそうで、その説明の際に、「この中で愛知万博を観にいったひと手を挙げて!」と場内に問いかけたところ、200〜300人はいるかと思われる会場で、挙手したのはたったの3人。思わず場内に苦笑が漏れる。
その日の夜は、代官山UNITにてTokyo Zawinul Bachのライブを観にいく。Mに加えてモジュラーシンセがステージに鎮座していた。Mの変拍子のリズムと、モジュラーシンセが不思議なフレーズを奏で、そこにSaxが入るという、壮絶なライブ。たまに「おっ」っと思う瞬間が訪れるが、疲れていたせいかいまいちノリきれず。ライブが終った時点で早々に引きあげる。
そして土曜も引続き、タマビオープンキャンパスに出掛ける。ssaw05の発表を再度観る。前日の問題点がいろいろ改善されていて、ずいぶんと良くなっていた。おそらく夜を徹して作業したのかも。
土曜日のゲストは、オプトロンの伊東篤宏さんのミニライブ+レクチャー。実は初めて生で聴くオプトロンだったのだが、予想以上に迫力ある音響に圧倒された。蛍光管の点滅に照らされて演奏する姿は、なんだか神々しい。そしてレクチャーの際の、ざっくばらんというか、肩の力の抜けた感じが、ライブとの落差でまた面白かった。
その後、橋本の庄屋で打ちあげ。いろいろと学生生活のリアルな話を聞く。会計の際に気が大きくなって、20人分の飲み代の半分をおごってしまった。イタタタ…。
日曜は家でゆっくり休んだ。
そして月曜は千葉商科大学の最終講義。これで僕の春学期の講義は終了。あとは採点するのみ。
この日の夕方からは、Zepp Tokyoでの坂本龍一のライブのチケットをいただいたので、お台場のZepp Tokyojへ大学から直行する。Zepp Tokyoに行くのは初めて。
最近のアルバム全然聞いてないから知らない曲ばかりかなと予想していたのだが、意外にもYMO時代やソロの初期の頃の古い曲を多く演奏される。もちろんアレンジはずいぶん違うのだが。サポートで加わっていたクリスチャン・フェネスは、ギターを抱えて、なんだかロックスターのようだった。全体の感想は、いまいち意図というか方向性がわからないまま盛りあがる前に終ってしまった、という感じ。もちろんこれは個人的な感想で、場内は結構盛りあがっていた。
なんだか、いろいろなものを見て、聴いて、インプット過多な一週間でした。
そして週末はフジロック! さらに音楽三昧の生活は続く。