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Github製エディター、Atomがすばらしい

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テキストエディター何を使うかという問題、常に議論(炎上)の種になりがちなテーマでいろいろ断言すると反応が怖いのだけれど、ここしばらく使用してみてGithubで開発されたAtomが素晴しいということで、紹介記事を書いてみる。

これまでのエディター遍歴を思い返してみると、最初に習った本格的なテキストエディターがEmacsだったので、かなり長いことEmacs派として過ごしてきた。今でもEmacsキーバインドが使えない環境にはストレス感じる。かな漢字変換もSKKに無理矢理馴染んでみたので、他の変換を使えない体になってしまった。

そういう事情もあり、個人的にテキストエディタを選ぶ基準として、

  • できるだけオリジナルに忠実なEmacsキーバインドが使える
  • SKK系のかな漢字変換が使用可能

また、最近になって構造的な文章を書く際はMarkdownで記述することが多いので

  • Markdownモードがあり、簡単にプレビューできる

という基準が必須となりつつある。

そういった基準を満たすエディターとして、Sublime Textは良くできてると思う。ただし、有料なので大学の授業などで一斉に採用というのもちょっと難しい。あと、Aqua SKKとの相性がちょっと微妙な感じもした。

で、最近登場したAtomに乗り換えてみたのだけれど、最初のうちはちょっと設定が落ちつかず四苦八苦することもあったのだが、ここにきて大分落ち着いてきた。個人的な感想としては、Sublime Textの代替として十分使用可能なんじゃないかと感じてる。

さらに、Sublime Textと比較しても良いかと感じたのは

  • フリーソフトウェア (MIT License)
  • GitHub Markdownとの相性が良い(Github純正なので)
  • Emacsキーバインドをかなり忠実に再現可能
  • パッケージの管理が楽

といったあたりか。

いろいろ設定してみて、個人的に必須かと思ったパッケージはデフォルトで同梱されるパッケージを除くと

ここらへん入れると、だいぶ快適になった。

ちなみにキーマップは

'.editor':
  'ctrl-i': 'editor:auto-indent'

'.editor:not(.mini)':
  'ctrl-j': 'none'

こういう設定で、Xcode風にControl+iで自動インデントをするように。また、Control+jの機能を殺すことで、SKKとのバッティングを防いでみた。

そんな感じでAtom素晴しいので、これからもいろいろ試していきたい!

ちなみに、この投稿の原稿もAtomで作成。Markdownで書いたのを、HTMLに書き出してWordpressにコピペした。らくちん!