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千葉商科大学 人工言語入門A 2011

第6回:Processingでオブジェクト指向プログラミング(1)

今回は「オブジェクト指向プログラミング(OOP)」というプログラミングの手法についてじっくりと解説していきます。オブジェクト指向プログラミングとは、プログラムの構成単位を一つの大きな構造ではなく、相互にメッセージを送りあう小さなプログラム(オブジェクト)の集合として構造化していく手法です。これは、現在最も普及しているプログラミングの構造化の手法といえるでしょう。今後、本格的なプログラムを設計・実装していく上で避けて通ることのできない関門です。オブジェクト指向プログラミングは様々な複雑な用語が登場するため、最初は難解な概念と思うかもしれません。しかし実際にやっていることはシンプルな内容です。Processingで実際にプログラミングしながら、オブジェクト指向という考え方についてじっくりと学んでいきましょう。