メディアアート・プログラミング II 2022
- 開講責任部署: 美術学部
- 対象学生: 美術(学部・修士・博士)、音楽(学部・修士)、国際(修士)
- 講義開講時期: 後期
- 講義区分: 芸術情報センター(AMC)
- 基準単位数: 2
- 代表曜日: 金曜日
- 時限: 3時限
- 校地: オンライン
- 授業を行う教員: 田所淳、森山朋絵
講義ノート
- オリエンテーション、TouchDesigner導入
- TouchDesigner入門(1) – バナナを回す! 基本操作とTOPの基本
- TouchDesigner入門(2) – 簡単な画像処理とFeedback、Switch TOPとキーボード入力
- TouchDesigner入門(3) – 3DCGに挑戦しよう!
- TouchDesigner入門(4) – 音楽に連動させよう!
- TouchDesigner中級編(1) – インスタンシングとカメラワーク
- TouchDesigner中級編(2) – オーディオリアクティブ表現 (1)
- TouchDesigner中級編(3) – オーディオリアクティブ表現 (2) スペクトル解析
- TouchDesigner中級編(4) – パーティクル表現
- TouchDesigner上級編(1) – TouchDesigner + Shader (GLSL) 入門
- TouchDesigner上級編(2) – TouchDesigner + Shader (GLSL) 応用
- TouchDesigner上級編(3) – プロジェクトの構造化とGUI、Container COMP、Widget COMP
- TouchDesigner上級編(4) – VJのためのプロジェクトを作成
- ここまでの内容の振り返り、最終課題制作のヒント
最終課題
最終課題のテーマ「TouchDesingerを使用して、ミニVJパフォーマンス」
TouchDesignerを使用して、映像を用いたパフォーマンス (VJ) を発表してください。
- 時間はだいたい3分程度 (もっと長くてもOK!)
- 音は、パフォーマンスに使用する曲を各自選曲して使用
- 最終日 (1月13日) に発表会を行います!
サンプルプログラム
各回で作成したTouchDesignerのサンプルは以下のGithubのリポジトリから全てダウンロード可能です。
授業概要
メディアアートのためのプログラミングの技術を駆使して、実践的な作品制作のための技術とコンセプトメイキングについて学ぶ。個人制作をベースにしながら、立案した作品テーマやコンセプトを掘り下げて作品として制作し展示する。
到達目標・カリキュラム上の位置付け
- メディアアート表現のためのプログラミングの基礎を身に付ける。基本的なプログラミングの技術を理解して、その技術を応用して独自の表現を行い展示する。
- 画像、映像、音声といった情報メディアを、プログラミング開発という情報技術を用いて表現を行う。
教材・参考文献
- 田所淳 (著)、Beyond Interaction[改訂第3版] クリエイティブ・コーディングのためのopenFrameworks実践ガイド、ビー・エヌ・エヌ新社、280p
- 田所 淳 (著) 、Processing クリエイティブ・コーディング入門 – コードが生み出す創造表現、 技術評論社 、2018、240p
- ベン・フライ(著)、ケイシー・リース(著)、中西泰人(監修)、安藤幸央(翻訳)、澤村正樹(翻訳)、 杉本達應(翻訳)、Processing:ビジュアルデザイナーとアーティストのためのプログラミング入門、ビー・エヌ・エヌ新社、2015、688p
- Casey Reas(著)、Ben Fry(著)、船田 巧(翻訳)、Processingをはじめよう 第2版 (Make: PROJECTS)、オライリージャパン、2011、252p、(Make: PROJECTS)、2016、284p
- Casey Reas(著)、久保田 晃弘 (監修)、吉村 マサテル(翻訳)、FORM+CODE -デザイン/アート/建築における、かたちとコード、ビー・エヌ・エヌ新社、2011、184p
- ダニエル・シフマン (著), Daniel Shiffman (著), 尼岡 利崇 (監修), 鈴木 由美 (編集), 株式会社Bスプラウト (翻訳)、Nature of Code -Processingではじめる自然現象のシミュレーション、ボーンデジタル、2014、440p
- マット・ピアソン (著),沖 啓介(翻訳),久保田 晃弘(監訳)、ジェネラティブ・アート-Processingによる実践ガイド、ビー・エヌ・エヌ新社、2014、245p
- Hartmut Bohnacker (著), Benedikt Gross (著), Julia Laub (著), 国分 宏樹 (監修), 深津 貴之 (監修), Claudius Lazzeroni (編集), 久保田 晃弘 (その他), Generative Design ―Processingで切り拓く、デザインの新たな地平, ビー・エヌ・エヌ新社、2016、488p