芸大 - グラフィックスプログラミング演習A 2011
第7回:Processingで オブジェクト指向プログラミング(1)
今回は「オブジェクト指向プログラミング(OOP)」というプログラミングの手法について解説します。オブジェクト指向プログラミングとは、プログラムの構成単位を一つの大きな構造ではなく、相互にメッセージを送りあう小さなプログラム(オブジェクト)の集合として構造化していく手法です。これは、現在最も普及しているプログラミングの構造化の手法といえるでしょう。今後、本格的なプログラムを設計・実装していく上で避けて通ることのできない重要な概念です。オブジェクト指向プログラミングは様々な難解な用語が登場するため、最初は戸惑うかもしれません。しかし、実際にやっていることは実はシンプルな内容です。Processingで実際にプログラミングしながら、オブジェクト指向という考え方についてじっくりと学んでいきましょう。
今回解説したプログラムは下記からダウンロード可能です。