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芸大 – グラフィックスプログラミング演習II 2012

第3回: openFrameworks – 関数・クラス、オブジェクト指向プログラミング導入

今回の授業は、まずは、前回とりあげたプログラミングの構造を生みだす4つのパターンの中でまだ説明していなかった「サブルーチン」についてとりあげます。サブルーチンとは、プログラム中で意味や内容がまとまっている作業をひとつの手続きとしたもので、openFrameworksを記述する言語C++では「関数 (Function)」と呼ぶのが一般的です。例として、関数を活用して、アニメーションのための手続きを記述してみます。

後半は「オブジェクト指向プログラミング Object Oriented Programming = OOP」という概念についての導入を行います。これは、今後大規模なプログラムをopenFrameworksで作成していこうとするとき、避けて通ることのできない重要な考え方となります。抽象的な概念や、難しそうな言葉が出てくるので、最初は戸惑うかもしれませんが、そこでやろうとしていることはさほど難しい内容ではありません。実際にサンプルプログラムを作成しながらじっくりと学んでいきたいと思います。