多摩美 – メディア芸術演習 VI – メディア・アート II 2012
第11回: openFrameworks – アプリ間の通信とタンジブルなインターフェイス openSoundControl, reacTIVision, ofxTuio
今回は、作品制作の参考となりそうなトピックスとして、ネットワークを活用したサンプルを紹介します。まず始めに、Open Sound Control(OSC)というプロトコルを使用して、openFrameworksのアプリケーション同士をネットワークを介して通信する方法について解説します。これにより、ネットワークを介して複数のユーザが1つのアプリケーションを操作することが可能となります。またopenFrameworksのアプリケーションを他のアプリケーション、例えば、Max/MSPやPd、SuperCollider、さらにはTouchOSCといったiPhoneアプリなどからコントロールすることが出来るようになります。
後半はこのOpen Sound Controlをさらに応用した、reacTivisionというタンジブルなユーザインタフェイスを制作するためのフレームワークを紹介します。reacTIVisionとofxTuioを組合せてることで、reacTIVisionの強力なタンジブルなマーカーの読み取りシステムを、openFrameworksで活用することが可能となります。
サンプルファイル
授業内で紹介した全てのサンプルプログラムは下記からダウンロードしてください。