クリエイティブコーディング 2021
- 前橋工科大学総合デザイン工学科
- 2019年度秋学期、月曜日7時限 (19:40 – 21:10)
- 対象年次 2
- 教室: 132
- 担当教員: 田所淳
- 履修条件:
- PC (macOS、Windows、Linuxのいずれか) の基本操作について習得していること
- macOS、Windows、LinuxのいずれかのOSがインストールされたノートPCを持参してくること
講義概要
クリエイティブコーディングのためのフレームワークを活用し、グラフィクス、アニメーション、オーディオビジュアル、ジェネラティブデザイン、インタラクションといったクリエイティブコーディングのための基礎を学ぶ。コーディング環境は、C++を用いたプログラミングフレームワークであるopenFrameworksを用いる。
最終課題について
最終課題のテーマ : 「インタラクションを表現する」
※ テーマ「Audio Visual」からより範囲を拡大しました
インタラクションのあるopenFrameworksのスケッチを作成してください。インタラクションの手段は自由です。
- 音 ← ※以前の課題内容
- マウス
- キーボード
- 映像 (カメラ)
- ネットワーク (OSCなど)
- …etc
1月24日の最後の講義で講評会を行います!
講義ノート
- オリエンテーション
- openFrameworksって何だろう? サンプルを実行してみる
- openFrameworksプログラミング、はじめの一歩!
- openFrameworksで複数の図形を動かす – 配列 (Array) と可変長配列 ( std::vector)
- openFrameworks – 3Dグラフィクスの基礎
- openFrameworks より複雑な3Dの形態へ-3Dメッシュの操作
- openFrameworks + OOP – オブジェクト指向プログラミング
- openFrameworks Addon 1: Addonについて – ofxGui
- openFrameworks Addon 2 : Audio Visual – ofxFft (1)
- openFrameworks Addon 2 : Audio Visual – ofxFft (2)
- openFrameworks Addon 3 : 物理シミュレーション ofxBox2D
- openFrameworks Addon 4 : 顔面トラッキング – ofxFaceTracker2 (1)
- openFrameworks Addon 4 – ofxFaceTracker2で顔のトラッキング (2)
- 最終課題について / openFrameworksのインタラクション
教材・参考文献
- 田所 淳 (著) 、Processing クリエイティブ・コーディング入門 – コードが生み出す創造表現、 技術評論社 、2018、240p
- ベン・フライ(著)、ケイシー・リース(著)、中西泰人(監修)、安藤幸央(翻訳)、澤村正樹(翻訳)、 杉本達應(翻訳)、Processing:ビジュアルデザイナーとアーティストのためのプログラミング入門、ビー・エヌ・エヌ新社、2015、688p
- 田所 淳(著)、齋藤あきこ(著、編集)、Beyond Interaction – クリエイティブ・コーディングのためのopenFrameworks実践ガイド、改訂第2版、ビー・エヌ・エヌ新社、2013、282p
- Casey Reas(著)、Ben Fry(著)、船田 巧(翻訳)、Processingをはじめよう 第2版 (Make: PROJECTS)、オライリージャパン、2011、252p、(Make: PROJECTS)、2016、284p
- Casey Reas(著)、久保田 晃弘 (監修)、吉村 マサテル(翻訳)、FORM+CODE -デザイン/アート/建築における、かたちとコード、ビー・エヌ・エヌ新社、2011、184p
- ダニエル・シフマン (著), Daniel Shiffman (著), 尼岡 利崇 (監修), 鈴木 由美 (編集), 株式会社Bスプラウト (翻訳)、Nature of Code -Processingではじめる自然現象のシミュレーション、ボーンデジタル、2014、440p
- マット・ピアソン (著),沖 啓介(翻訳),久保田 晃弘(監訳)、ジェネラティブ・アート-Processingによる実践ガイド、ビー・エヌ・エヌ新社、2014、245p
- Hartmut Bohnacker (著), Benedikt Gross (著), Julia Laub (著), 国分 宏樹 (監修), 深津 貴之 (監修), Claudius Lazzeroni (編集), 久保田 晃弘 (その他), Generative Design ―Processingで切り拓く、デザインの新たな地平, ビー・エヌ・エヌ新社、2016、488p
提出課題・試験・成績評価の方法など
履修態度、課題提出(中間課題・最終課題)の内容を総合的に評価します。