クリエイティブコーディング 2022

- 前橋工科大学総合デザイン工学科
 - 2022年度秋学期、月曜日7時限 (19:40 – 21:10)
 - 対象年次 2
 - 教室: 132
 - 担当教員: 田所淳
 - 履修条件:
- PC (macOS、Windows、Linuxのいずれか) の基本操作について習得していること
 - macOS、Windows、LinuxのいずれかのOSがインストールされたノートPCを持参してくること
 
 
講義概要
クリエイティブコーディングのためのフレームワークを活用し、グラフィクス、アニメーション、オーディオビジュアル、ジェネラティブデザイン、インタラクションといったクリエイティブコーディングのための基礎を学ぶ。コーディング環境は、C++を用いたプログラミングフレームワークであるopenFrameworksを用いる。
最終課題について
最終課題のテーマ「インタラクション」
外部からの何らかのアクションに対して反応する作品を制作し発表してください。openFrameworksを使用していることを条件としますが、他のプログラムと組み合わせても構いません。
ユーザーのアクションはマウスやキーボードだけとは限りません。
- 映像
 - 音
 - ネットワーク
 - 各種センサー
 
など様々な入力を元にしてインタラクションについて面白いアイデアを実現してください。
1月23日7限の最後の講義でひとりずつ発表を行います!
最終課題制作スライド資料
講義ノート
- オリエンテーション
 - openFrameworksって何だろう? サンプルを実行してみる
 - openFrameworksプログラミング、はじめの一歩!
 - openFrameworksで複数の図形を動かす – 配列 (Array) と可変長配列 ( std::vector)
 - openFrameworks 3Dグラフィクスの基本
 - openFrameworks より複雑な3Dの形態へ-3Dメッシュの操作
 - openFrameworks + OOP – オブジェクト指向プログラミング
 - openFrameworks Addon 1: Addonについて – ofxGui
 - openFrameworks Addon 2: 物理シミュレーション ofxBox2D
 - openFrameworks Addon 3 – 映像を使ったインタラクション ofxOpenCv、ofxCv
 - 最終課題の出題とヒント – インタラクション
 
教材・参考文献
- 田所淳 (著)、Beyond Interaction[改訂第3版] クリエイティブ・コーディングのためのopenFrameworks実践ガイド、ビー・エヌ・エヌ新社、280p
 - 田所 淳 (著) 、Processing クリエイティブ・コーディング入門 – コードが生み出す創造表現、 技術評論社 、2018、240p
 - ベン・フライ(著)、ケイシー・リース(著)、中西泰人(監修)、安藤幸央(翻訳)、澤村正樹(翻訳)、 杉本達應(翻訳)、Processing:ビジュアルデザイナーとアーティストのためのプログラミング入門、ビー・エヌ・エヌ新社、2015、688p
 - Casey Reas(著)、Ben Fry(著)、船田 巧(翻訳)、Processingをはじめよう 第2版 (Make: PROJECTS)、オライリージャパン、2011、252p、(Make: PROJECTS)、2016、284p
 - Casey Reas(著)、久保田 晃弘 (監修)、吉村 マサテル(翻訳)、FORM+CODE -デザイン/アート/建築における、かたちとコード、ビー・エヌ・エヌ新社、2011、184p
 - ダニエル・シフマン (著), Daniel Shiffman (著), 尼岡 利崇 (監修), 鈴木 由美 (編集), 株式会社Bスプラウト (翻訳)、Nature of Code -Processingではじめる自然現象のシミュレーション、ボーンデジタル、2014、440p
 - マット・ピアソン (著),沖 啓介(翻訳),久保田 晃弘(監訳)、ジェネラティブ・アート-Processingによる実践ガイド、ビー・エヌ・エヌ新社、2014、245p
 - Hartmut Bohnacker (著), Benedikt Gross (著), Julia Laub (著), 国分 宏樹 (監修), 深津 貴之 (監修), Claudius Lazzeroni (編集), 久保田 晃弘 (その他), Generative Design ―Processingで切り拓く、デザインの新たな地平, ビー・エヌ・エヌ新社、2016、488p
 
提出課題・試験・成績評価の方法など
履修態度、課題提出(中間課題・最終課題)の内容を総合的に評価します。
