前橋工科大学 - データ構造とアルゴリズム 2023
動きを生みだす – アニメーションとベクトル
前回も図形を動かすプログラムを紹介しましたが、今回はより詳細に動きのある表現(= アニメーション)について扱っていきます。アニメーションを実現するには、まず時間を扱う基本構造を知る必要があります。p5.jsでは、setup(), draw() という2つのブロックにわけて、初期化と更新を行うことでアニメーションを実現しています。まず始めはこの基本構造について理解します。次に、これから動きを扱う際に、向きと大きさをもった「ベクトル」という概念を理解します。ベクトルを理解することで、位置や運動を整理して記述することが可能となります。最後に、この基本構造をベクトルを活用して簡単なアニメーションを作成します。
スライド資料
サンプルプログラム
最後の実習の際は、以下のプログラムを参考にしてください。
応用例 : マウスインタラクション
本日の課題
- スライド資料を読んで本日の内容を学ぶ
- サンプルプログラムを改造してアニメーションを用いたp5.jsのプログラムを作成してOpenProcessingにアップロード
- 下記のアンケートから提出
課題提出アンケート