システム生体プログラミング特論2021
openFrameworks 3Dグラフィクスの基本
この講義では、ここまで主に2次元平面上での描画による表現を扱ってきました。今回は2次元での表現からさらに(文字通り)次元を越えて、3次元空間での表現について考えていきたいと思います。
openFrameworksで3Dグラフィクスを扱う手法はこれまでとさほど変化はありません。なぜなら、openFrameworksの描画の基本はOpenGLで行っています。OpenGLはそもそも3次元のグラフィクスの描画のために開発されたライブラリであり、最初から3次元空間をとり扱うための様々な機能が備わっています。
しかし、3Dの物体を扱うには、これまでとは違った様々な要素が加わります。カメラ(視点)、ライティング、光と影(シェーディング)、奥行の重なりなどといった2次元の平面には無かった様々な技術や概念の理解が必要となります。
今回は、立方体 (ofBoxPrimitive) と球体 (ofSpherePrimitive) という3Dの基本図形の描画を通して、3Dグラフィクスの基本を学んでいきます。
スライド資料、サンプルプログラム
本日の課題
本日の課題のテーマ : 3Dオブジェクトをアニメーションさせる。
本日紹介した3Dの基本図形を用いて、アニメーションを作成してください。何を動かすかは自由です。
- 位置
- 回転角度
- 大きさ
- 色 …etc
次回の授業で発表をしてもらいます!
アンケート
本日の授業に出席した方は、以下のアンケートに回答してください。