前橋工科大学 - 工学デザイン実習 IIIc 2024
第2課題制作のヒント3 – マルチモーダルな生成AIまとめ
本日の予定
- 前回の課題の発表
- 第二課題の制作物とスケジュール
- 第二課題の制作物についての検討
- 様々なマルチモーダルな生成AIの紹介
- コード生成AI: Github Copilotに登録して利用してみる
前回の課題の発表
- 前回の課題: 生成AIを活用した文献調査
- 調査してきた結果を発表してください
第二課題の制作物とスケジュール
第二課題発表方法詳細
以下の必須の制作物とオプションの制作物を用意してください
- 必須の制作物 (必ず提出/発表)
- スペキュラティブデザインの提案 – プレゼンボード (1920 x 1080) 1枚
- プレゼンテーション (3分程度、スライドを用いて)
- オプションの制作物 (もし可能であれば)
- 生成AIを用いて制作した作品
- 画像 (例: 複数の画像をレイアウトしてポスターに)
- 動画 (Luma Dream Machineなどを活用)
- 音楽 (SUNOによる生成音楽など)
- 小説、シナリオ、詩などの文章 (ChatGPTなどを活用)
スケジュール
- 7月01日: エスキース 3 – 様々なアウトプットの手法を解説
- 7月08日: (休講)
- 7月15日: エスキース 4 – 実習、進捗確認
- 7月22日: 展示準備
- 7月29日: 全課題展示、講評
- 8月7日・8日: オープンキャンパスでの展示
第二課題の制作物についての検討
- ここまで実践してきた生成AIとスペキュラティブデザインの知識を総動員
- 斬新なアイデアを提案し、作品を制作してください
- 画像、映像、音楽、小説、詩、シナリオなど、様々な形式で
- もちろんそれ以外の斬新な出力形式も歓迎します
- 完成度よりもチャレンジする姿勢を重視します
- 今後の卒業研究や制作につながっていくとなお良し
斬新なアイデアの提案と作品を期待しています!!
様々なマルチモーダルな生成AI
生成AIにおける「マルチモーダル」とは、複数の異なるデータ形式(モダリティ)を統合し、相互に関連付けて処理・生成する能力を指す。これは、テキスト、画像、音声、動画など、異なる種類のデータを同時に扱うことができるAIシステムを指す。
具体例:
- テキストと画像の統合:
- Image2Text: 画像の説明文を自動生成する(例:画像キャプショニング)
- Text2Image: テキストの説明に基づいて画像を生成する(例:DALL-Eのようなシステム)。
- 音声とテキストの統合:
- Speech2Text: 音声認識システム(音声をテキストに変換)
- Text2Speech: テキスト読み上げシステム(テキストを音声に変換)
- 動画とテキストの統合:
- Video2Text: 動画内容の自動要約や説明文の生成。
- Text2Video: テキストの指示に基づいて動画を生成する。
- 画像と音声の統合:
- Image2Speech: 画像の内容を音声で説明するシステム(視覚障害者向けの支援技術)。
- Speech2Image: 音声に基づいて画像やアニメーションを生成する
参考資料
ここまでの演習で紹介してきたマルチモーダルな生成AI
- ChatGPT:
- テキスト生成
- 画像生成
- 音声による対話
- Microsoft Copilot:
- テキスト生成
- 画像生成
- チャット+ネット検索
- Google Gemini:
- テキスト生成AI
- DALL-E:
- テキストから画像を生成
- Suno AI:
- テキストから音楽を生成
- Luma Dream Machine:
- テキストもしくは画像から動画を生成
改めて使用してみる!
コード生成AI: Github Copilotに登録して利用してみる
こちらのページを参照して、Github Copilotを登録してみましょう。
登録に必要な情報
学校情報
- 登録するメールアドレス: ××××××@maebashi-it.ac.jp (大学のアドレス)
- What is the name of your school? (大学名)
- Maebashi Institute of Technology
- How do you plan to use GitHub? (GitHubの利用目的)
- “I use Github for my university programming course.” など
学生証の写真をアップロードする際の補足情報
- Name: 氏名、フルネームをローマ字表記で
- Student ID: 学生証の裏面に記載されている学籍番号
- School Name: Maebashi Institute of Technology
次回までの課題
来週(7/8)は休講なので、第二課題についてじっくりと取り組みましょう。
- 必須の制作物 (必ず提出/発表)
- スペキュラティブデザインの提案 – プレゼンボード (1920 x 1080) 1枚
- プレゼンテーション (3分程度、スライドを用いて)
- → できれば完成させてしまう勢いで!
- オプションの制作物 (もし可能であれば)
- 生成AIを用いて制作した作品
- 画像、動画、音楽、小説、シナリオ、詩など
- → ざっくりとした作品のプロトタイプがあるとベスト
アンケート
本日の演習に参加した方は以下のアンケートに回答してください。