SFC – デザインとプログラミング 2024
p5.js オブジェクト指向プログラミング (1)
今回から何回かにわたって、オブジェクト指向プログラミング (Object Oriented Programing) というトピックスについて学んでいきます。
まず始めの出発点として、完全にランダムな確率で動きまわる「ランダムウォーク」な動きをする点の動きをつくりその軌跡を描いてみます。次に、このランダムな動きを増殖させていきます。
増殖の際に今回は全てを一つのプログラムに書くのではなく、それぞれの点を細かなプログラムで実装し、その小さなプログラム達を組合せることで一つの機能を生みだすような設計にします。この小さなプログラムを「オブジェクト (Object)」と呼び、オブジェクトを構成単位にしてプログラムを作成していく手法を、オブジェクト指向プログラミング (OOP) と呼びます。
OOPの考え方は今後も重要な内容となってきますので、実例を通して確実に理解していきましょう。
スライド資料
本日のスタートポイント
本日の課題
クラスを用いてOOPな生成的な作品を制作してください!
今回の講義内で作成した増殖するランダムウォークのプログラムを参考に、オブジェクトを大量に複製することで生成的な作品を制作してください。
- 投稿したURLをアンケートから提出
- 投稿の際にsfc241206のタグをつけてください!
- 締切: 2021年12月7日(水)まで!
- 今回も、前回の提出作品の人気投票を行います!
- 前回のタグsfc241129でOpenProcessingで検索 (検索方法をSketches that are tagged にする必用あり)
- 一番良いと思った作品に1票投票 (自信があれば自分の作品でも可)
サンプルプログラム
ランダムウォーク基本
ランダムウォークをクラス化
ランダムウォーククラスの配列
完成版