SFC – デザインとプログラミング 2024
Beyond p5.js – 次のステップへ!
【重要】今後のスケジュール
1月24日にどうしても調整できない用事ができてしまいました (申し訳ありません…) 。最終発表は1月17日に集約します。
- 12月27日 (本日)
- 最終課題制作演習 2
- p5.jsを超えて
- (冬休み) ※ 1月10日は休み (福澤先生誕生日)
- 1月17日: 最終課題発表
1月17日の発表を希望する方は以下のフォームに氏名を記入してください。発表の順番を優先するようにします。
本日の内容
この講義ではp5.jsを使用してクリエイティブ・コーディングの基礎を学んできました。今回は、これまでのまとめと、ここから先へ進むためのステップについて解説します。
p5.jsの基礎を身に付けてから次に進む様々な手段がありますが、ここでは次の3つの方法を紹介します。
- さらに高速化を追い求める – openFrameworks
- ノードベースのビジュアルプログラミング – TouchDesigner
- ゲームエンジンの活用 – Unreal Engine
openFrameworksは、クリエイティブコーディングのためのC++のオープンソースツールキットです。その最大の利点はスピードです。p5.jsでは処理が追いつかずコマ落ちしてしまうような表現も高速な演算で実現可能です。より本格的な作品制作を目指す方にはp5.jsを習得した後、openFrameworksにステップアップすることをお勧めします。openFrameworksには、p5.jsのライブラリーにあたるアドオン(addons)という拡張機能があり、膨大な数のアドオンが公開されているのも魅力の一つです。
TouchDesignerは、ノードベースのビジュアルプログラミング環境です。様々な機能が内包された箱(オペレーター)を画面上に配置して、それらをパッチケーブルで接続していくことで、多彩で高機能なプログラム開発が可能となります。ただし、TouchDesignerはDerivative社が開発販売している製品であり、p5.jsやopenFrameworksとは違いオープンソースのプロジェクトではありません。ただし、非商用の利用で、画像の最大サイズが1280×1280 Pixel以内であれば、無料で使用することが可能です。
Unreal Engineは、ゲームエンジンに分類されるゲームを開発するための環境です。様々な最新技術をとり入れることで驚くようなリアリティーのある表現が可能となります。Unreal Engineもオープンソースのアプリケーションではありませんが、学生のみなさんであれば完全に無料でフルの機能を使用可能です。
自分の作品の表現形態やテーマにあわせて、次のステップへ進んでいきましょう!
スライド資料
アンケート
本日の講義に参加した方は以下のアンケートに答えてください。