多摩美 – アンビエント・インターフェイス 2017
KML入門 – 地球に情報を描いてみる
今回は、Google Earthに3Dモデルを配置するのではなく、直接数値を指定して線やポリゴンなどの図形を描く方法について探求していきます。
Google EarthやGoogle Mapsなどの地理情報を扱うアプリケーションに、2Dや3Dの地理データと関連コンテンツを格納するためのKMLという言語があります。KMLはXMLをベースにしたマークアップ言語で、地図上に目印(Placemark)や、線(Path)、ポリゴン(Polygon)、画像のオーバーレイなど様々な方法で直接描画を行うことが可能です。KMLを利用することで、GPSで記録された位置情報など様々なデータを地図に直接ビジュアライズすることが可能です。
今回は、まずこのKMLの基本を理解して、実際にGoogle Earthに描画していきます。