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多摩美 - メディアリテラシー 2011

後期:第3回 HTML 5 canvas要素 + Javascriptで作る、動的コンテンツ

前回のjQueryによるWebページのプログラミングからさらに一歩進んで、HTML5のCanvas要素とJavaScriptによる動的なWebページのプログラミングについて解説していきます。

今までは、Webページで動的に図や画像やアニメーションを描画するにはFlashが代表的な選択肢でした。しかし、ここ数年でその状況が大きく動きつつあります。Flashに代表されるような動的なコンテンツが、専用のプラグイン無しに、HTMLの要素とそれと連携するスクリプトだけで実現できるようになりつつあるのです。こうした技術は、今後のWebの動向を大きく変える可能性を秘めた技術として脚光を浴びています。

HTML 5で動的に画像やアニメーションを生成するためには、canvas要素という新規に導入された要素と、canvas要素と連動するJavascriptという言語がキーとなります。まず最初にこのcanvas要素とJavascriptの基本についてみていきましょう。