インタラクティブアート論 2017 – 東京工科大学
openFrameworks – 映像を使ったインタラクション ofxOpenCv、ofxCv
今回は、Addonの利用の2回目として、ofxOpenCvとofxCvを扱います。メディアアート作品では、カメラから取得した映像を用いてインタラクションを行う事例が沢山存在しています。映像を使ったインタラクションは、特別なセンサーを使用することなく、また鑑賞者に直接接触することなく高度なインタラクションが可能となり、多くの可能性を秘めた手法です。また、近年では映像の中から物体を認識したり、映像の中の微妙な差分や動きを検出したりといった、コンピュータ・ビジョン(Computer Vision = CV)の技術が発展し、高度な映像解析が活用できるようになりました。今回は、こうしたCVの技術の中でもオープンソースで多くの利用実績のあるOpenCVというCVのためのライブラリをopenFrameworksで活用する方法について紹介していきます。
スライド資料
サンプルファイル
最終課題について
最終課題テーマ : 「インタラクション」
外部からの何らかのアクションに対して反応する作品を制作し発表してください。openFrameworksを作品内で使用していることを必須条件にします。ただし、他のプログラムと組み合わせた作品であれば問題ありません。
ユーザーのアクションはマウスやキーボードだけとは限りません。いろいろなインタラクションの可能性について考えてみてください。
- 映像
- 音
- ネットワーク
- 各種センサー
- …etc.