メディア芸術の基礎 2016 – 東京工科大学
第11回: Sonic piでサウンドプログラミング2 – ランダムとプログラム構造
今回も前回に引き続き、Sonic Piを使用してサウンドンプログラミングに挑戦します。前回までは、プログラムは1行ずつ上の行から順番に実行されるという単純な構造でした。また指定したパラメータも固定のものでした。今回は、ここに、より本格的なプログラム構造を適用していきます。まず始めに「乱数 (random)」を使って毎回違った数値を音程やリズムなどのパラメータに適用する方法について解説します。Sonic Piには、様々なランダムの機能が組込まれており、その違いを理解していくようにします。
次に、ループや指定した回数の繰り返し、複数のスレッド(処理の流れ)を扱う方法など、プログラムの構造をつくるための機能を解説します。
最後に、ここまでの内容の実践編として、Steve Reichの”Piano Phase”のような、「位相のずれ (Phase Shifting)」による作品制作に挑戦します!
スライド資料
サンプルプログラム
講義でとりあげたSonic Piのプログラムは以下を参照してください。