Web動画表現技法 2009
第9回:ActionScript3.0:ムービープレーヤーを作る
本日の内容
- ActionScript 3.0 を用いたより実践的なプログラミングに挑戦する
- より具体的な機能をもったユーザーインタフェイスを作成してみる
- ムービプレーヤーを作成する
- Webで動画を表示・操作することのできる、簡単なムービプレーヤーを作成する
- コンポーネントを効果的に使用すると、意外と容易に作成可能
完成イメージ
制作テンプレートのダウンロード
まず最初に制作のためのテンプレートを下記からダウンロードしてください。
ムービープレーヤーの作成手順
FLVPlayerの配置
- ウィンドウ → コンポーネント を開く
- Videoの中からFLVPlaybackを選択して、ステージ上に配置する
- FLVPlayqバックを選択して、プロパティウィンドウのパラメータのタブを選択して下記のように設定する
- インスタンス名:theVideo
- autoPlay : true
- scaleMode : noScale
- skin : パラメータのコラムを選択した状態で、右側の虫めがねのアイコンをクリックする
- skinの選択画面が表示されるので、リストから SkinUnderPlayStopSeekMuteVol.swf を選択
- source : パラメータのコラムを選択した状態で、右側の虫めがねのアイコンをクリックする
- 再生するムービーファイルのコンテンツパスを設定する画面が表示される
- Popeye_forPresiden768K_000.flv を指定する
- この状態で一旦ムービーのプレビューをしてみる
- 画面上でオープニングのムービーが再生されるはず
シーン選択ボタンの配置
- コンポーネントウィンドウを開く (ウィンドウ → コンポーネント)
- User Intreface から Buttonを選択
- ステージ上に、6つボタンを配置する
- それぞれのボタンのパラメータを次のように設定する
- インスタンス名: scene0、Label : Scene 0
- インスタンス名: scene1、Label : Scene 1
- インスタンス名: scene2、Label : Scene 2
- インスタンス名: scene3、Label : Scene 3
- インスタンス名: scene4、Label : Scene 4
- インスタンス名: scene5、Label : Scene 5
スクリプトの記述
- actionsのレイヤーに移動して、フレーム内に下記のフレームスクリプトを記述する
this.scene0.addEventListener(MouseEvent.CLICK, showScene0); this.scene1.addEventListener(MouseEvent.CLICK, showScene1); this.scene2.addEventListener(MouseEvent.CLICK, showScene2); this.scene3.addEventListener(MouseEvent.CLICK, showScene3); this.scene4.addEventListener(MouseEvent.CLICK, showScene4); this.scene5.addEventListener(MouseEvent.CLICK, showScene5); function showScene0(event:MouseEvent):void { this.theVideo.source = "Popeye_forPresiden768K_000.flv"; } function showScene1(event:MouseEvent):void { this.theVideo.source = "Popeye_forPresiden768K_001.flv"; } function showScene2(event:MouseEvent):void { this.theVideo.source = "Popeye_forPresiden768K_002.flv"; } function showScene3(event:MouseEvent):void { this.theVideo.source = "Popeye_forPresiden768K_003.flv"; } function showScene4(event:MouseEvent):void { this.theVideo.source = "Popeye_forPresiden768K_004.flv"; } function showScene5(event:MouseEvent):void { this.theVideo.source = "Popeye_forPresiden768K_005.flv"; }
完成!
- 画面タイトルなどをデザインしたら完成!