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SuperCollider自主練 – 基本編
ここしばらく、openFrameworksやProcessingを主につかっているうちに、音から遠ざかってしまってる。もともとは、コンピュータ音楽が専門なのに…。ということで、この夏もういちど音と向きあおうと思いたち、SuperColliderに再入門してみようかと思い立つ。教材は、MIT Pressから刊行された”The SuperCollider Book“。この本を読みながら、SCの基本をもういちどおさらいしてみたい。 まずは、最初の章から順番に。 Chapter 1: Beginner’s Tutorial 1.1 Hello World まずは、基本から。 初心者向けチュートリアルといいながら、いきなり冒頭でオシレータ、LFO、エンベロープなどの音響合成の基礎知識を前提としていると宣言される。この突き放し感がSCらしい感じ。1章のねらいは言語の成り立ちを詳細に学ぶというよりは、実際に音のでるサンプルを通してSCで出来ることを体験していこうという主眼のよう。 まずは、Hello Worldと、サーバーのブート: "Hello world" Server.default = s = Server.internal.boot; そして、実際に音の出るサンプル。シンプルだけど出てくる音はなかなか面白い。 play({SinOsc.ar(LFNoise0.kr(12, mul: 600, add: 1000), 0.3)}) ここで簡単にプログラムの実行方法や停止のやりかた、ボリュームの上げ下げなどの基本操作の解説と、エラーメッセージの読み方など。さらにもう一つ音の出るサンプル。 play({RLPF.ar(Dust.ar([12, 15]), LFNoise1.ar(1/[3, 4], 1500, 1600), 0.02)}) ここで、Dust.arの仲の12と15や、LFNoise1の3と4の数値をいろいろ変化させてみろ、との指示。こうやって実際に数値を変えてすぐに実践できるのがSCの良さの一つかもしれない。 ここまでで、オーディオシグナル”.ar”の意味や関数”{…}“の意味などの説明は一切ないが、まあまずは体験しながらということなのだろう。 次にいままでは1行で書いていたプログラムを機能ごとに改行してインデントした、加算合成のサンプル。こうやって書くとわかりやすい。 play({ var sines = 10, speed = 6; Mix.fill(sines, {arg x; Pan2.ar( SinOsc.ar(x+1*100, mul: […] Read more – ‘SuperCollider自主練 – 基本編’.
第8回:openFrameworks サウンド・音響合成 ofxMaxim, ofxOsc, ofxSuperCollider
今回は、サウンドに関する機能とAddonsをとりあげます。 openFrameworksで音を扱うには、いくつかのアプローチが存在します。まず、Addonsを使わずに実現する方法として、ofSoundPlayerを利用したサウンドファイルの再生が一番手軽な方法です。また、testAppのaudioIn()とaudioOut()イベントを使用して、波形レベルで音響信号を合成して録音・再生する方法もあります。 さらには、addonsを活用して、OSCというコントロールシグナルを介して外部の音響合成言語やアプリケーションと連携することも可能です。代表的なものとして、Pd(Pure Data)と連携するためのofxPd、SuperColliderと連携するofxSuperColliderやofxSuperColliderServerなどがあります。 サンプルプログラム (Google Docsにリンク) ofxSuperColliderデモ (Google Docsにリンク) Read more – ‘第8回:openFrameworks サウンド・音響合成 ofxMaxim, ofxOsc, ofxSuperCollider’.
第8回:openFrameworks addonを利用する2:サウンド、音響合成 – ofSoundPlayer, ofxMaxim, ofxOsc, ofxPd, ofxSuperCollider
今回は、サウンドに関する機能とAddonsをとりあげます。 openFrameworksで音を扱うには、いくつかのアプローチが存在します。まず、Addonsを使わずに実現する方法として、ofSoundPlayerを利用したサウンドファイルの再生が一番手軽な方法です。また、testAppのaudioIn()とaudioOut()イベントを使用して、波形レベルで音響信号を合成して録音・再生する方法もあります。 さらには、addonsを活用して、OSCというコントロールシグナルを介して外部の音響合成言語やアプリケーションと連携することも可能です。代表的なものとして、Pd(Pure Data)と連携するためのofxPd、SuperColliderと連携するofxSuperColliderやofxSuperColliderServerなどがあります。 授業内で紹介した全てのサンプルプログラムは下記からダウンロードすることができます。 サンプルプログラム (Google Docsにリンク) ofxSuperColliderデモ (Google Docsにリンク) Read more – ‘第8回:openFrameworks addonを利用する2:サウンド、音響合成 – ofSoundPlayer, ofxMaxim, ofxOsc, ofxPd, ofxSuperCollider’.
OpenSoundControl 2: SuperColliderとMax/MSPの連携
授業スライド Sbaw090929 View more presentations from Atsushi Tadokro. スライドをダウンロード (PDF形式) スクリーン表示用 印刷用 サンプルファイル 授業内で取り上げたプログラムのソースコードは、下記からダウンロードしてください。 サンプルコード(sbaw090929_sample.zip) Read more – ‘OpenSoundControl 2: SuperColliderとMax/MSPの連携’.
サウンドプログラミング 2024
講義概要 プログラミングによるサウンド表現を学ぶ。ライブコーディングの環境を積極的に活用していく。開発環境として、まず前半でStrudelを用いてライブコーディングと音楽プログラミングの基礎を学び、後半はTidalCyclesを用いた本格的なライブコーディングを学ぶ。最終発表としてライブイベントを開催して発表を行う予定です。 講義ノート 参考資料 参考書 提出課題・試験・成績評価の方法など 履修態度、課題提出(中間課題・最終課題)の内容を総合的に評価します。 履修上の注意 Read more – ‘サウンドプログラミング 2024’.
TidalCycles応用 2 – オリジナルの楽器を作成する
ここまでは、TidalCyclesを使用して主にリズムやメロディーなど音のパターンや構造を記述することに注力してきました。使用する音色 (楽器) はSuperDirtであらかじめ用意されたサンプルとシンセを呼び出して使用してきました。 今回はTidalCycleの応用として、自分のオリジナルの音色でTidalCylesから演奏する方法について解説します。 サンプルファイルの追加はとても簡単です。SuperDirtで指定されたフォルダ (Dirt-Samples) 以下に新しくフォルダを作成してそこにサウンドファイルを追加するだけでオリジナルのサンプルを演奏することが可能となります。 オリジナルのSynthの追加は少し複雑です。SuperColliderの”SynthDef”で新規の楽器を定義して、それをTidalCyclesから呼び出します。この方法を用いるとオリジナルのSuperColliderの楽器を演奏することが可能となります。 独自のサンプルやSynthを演奏することで、よりオリジナリティーのあるパフォーマンスが可能となります! スライド資料 アンケート 本日の講義に参加した方は下記のアンケートに答えてください。 SuperColliderの基本 SuperDirt用のSynthDefサンプル Read more – ‘TidalCycles応用 2 – オリジナルの楽器を作成する’.
TidalCycles応用 2 – シンセサイザーを使う / コードとスケール
TidalCycleでここまで使用してきた方法では、サンプリング(録音)したサウンドファイルを演奏してきました (cp hc bdなど) 。これは楽器に例えるなら、サンプラーを演奏している状態です。TidalCyclesではこの他にシンセサイザーのように音の波形を合成して演奏する「楽器」も用意されています。このシンセサイザーの機能はSuperCollider内で楽器 (Synth) として定義されていて、自分自身でプログラミングすることでオリジナルの楽器を作成することも可能です。今回の授業の前半はこのTidalCyclesのシンセサイザーの機能に着目していろいろ実験していきます。後半は、TidalCyclesでコード(和音)とスケール(旋法)を使う方法について取り上げます。Sonic Piと同様にTidalCyclesではコード名やスケール名を指定することで音列を生成することが可能で、この機能を活用することでアルゴリズミックにメロディーやコードを生成していくことが可能となります。 シンセサイザーを使用するには、SuperColliderにSC3 Pluginsがインストールされている必要があります。下記のリンクから最新版のものをダウンロードして所定の場所にインストールしてください。 参考: スライド資料 アンケート 本日の授業に参加した方は下記のアンケートに回答してください。 サンプルコード Read more – ‘TidalCycles応用 2 – シンセサイザーを使う / コードとスケール’.
TidalCycles導入 – インストール
※ 手動インストールの方法は以下を参照してください。 この演習の後半はより本格的なライブコーディングのパフォーマンスを実践します。そのために、これまで使ってきたSonic PiからステップアップしてTidalCyclesというより本格的なライブコーディングの環境を使用していきます。 今回はTidalCyclesのインストールを行います。TidalCyclesはSonic Piと違って全ての開発環境が統合されたアプリケーションは存在しません。プログラミング言語、ライブラリー、音響合成エンジン、テキストエディターをそれぞれ別個に入れていく必要があります。この授業では以下の環境で使用していく予定です。 アンケート 本日の講義を受講した方は以下のアンケートに答えてください。 Read more – ‘TidalCycles導入 – インストール’.
TidalCycles手動インストール – macOS
事前準備 ghcupをインストールするための環境設定として以下のコマンドをTerminalで入力します。 macOS 10.14以下 macOS 10.15以降 必ずインストールが必要な項目 Tidalをインストールする前に、以下のアプリケーションやプログラミング言語をインストールします。 TidalCyclesをインストールする まずcabalを使用してパッケージディレクトリを更新して、その後でTidalCyclesライブラリをインストールします。TidalCyclesライブラリを最新バージョンに更新したいときも、毎回この2つのコマンドを実行します。 以前にTidalCyclesをインストールしたことがない場合は、cabal install tidal --libステップに時間がかかる場合があります。コマンド出力の最後に、Installed tidal-x.x.x(xxxは最新バージョン番号です)と表示されます。 SuperDirtをインストールする SuperColliderを起動し、エディターウィンドウで次のコード行を貼り付けます。 コードをクリックしてコードを実行し、カーソルがこの行にあることを確認してから、Shiftキーを押しながらEnterキーを押します。 インストールにはしばらく時間がかかります。インストールが完了すると以下のメッセージが出力されます。 VS Code Extensionをインストールする VS Codeを起動し、拡張機能マーケットプレイスを検索してTidalCycles拡張機能をインストールします。ここからの指示に従って、正しく使用する方法を確認できます。 SuperColliderの初期設定ファイルを編集 SuperColliderの初期設定を行います。SuperColliderを起動して「File > Open startup」から「startup.scd」ファイルを開いて下記の設定を記入します。 インストールをテストする チュートリアルのセクションで、TidalCyclesを試してみましょう! Read more – ‘TidalCycles手動インストール – macOS’.
TidalCycles手動インストール – Windows
事前準備 必ずインストールが必要な項目 Tidalをインストールする前に、以下が最初にインストールされていることを確認してください。 ※ WindowsでのTidalCyclesではghc 9.6.1とcabal 3.10.1.0が推奨されているのでこのバージョンをインストールします。バージョンの指定方法は後述。 Haskellをインストールする GHCupのページにあるインストールスクリプトをPowerShellにコピー&ペーストしてGHCupをインストールします (時間がかかります…) GHCupのインストールが終了したら下記のコマンドを順番に実行してghcとcabalのバージョンを指定します。 TidalCyclesをインストールする コマンドプロンプト(またはPowerShell)を開き、次の2つのコマンドを入力して実行します。 時間がかかるので、ゆっくり待ちましょう。 SuperDirtをインストールする SuperColliderを起動し、エディターウィンドウで次のコード行を貼り付けます。 コードをクリックしてコードを実行し、カーソルがこの行にあることを確認してから、Controlキーを押しながらEnterキーを押します。 インストールにはしばらく時間がかかります。インストールが完了すると以下のメッセージが出力されます。 VisualStudio拡張機能をインストールする 以下のページからTidalCycles for VSCodeをインストールします。「Install」ボタンを押すとVSCodeが起動してインストールされます。 SuperColliderの初期設定ファイルを編集 SuperColliderの初期設定を行います。SuperColliderを起動して「File > Open startup」から「startup.scd」ファイルを開いて下記の設定を記入します。 インストールをテストする チュートリアルのセクションで、TidalCyclesを試してみましょう! Read more – ‘TidalCycles手動インストール – Windows’.