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49歳、普通自動車運転免許 (AT限定) 取得までの記録
2019年の4月に前橋に引越してきてから2年とちょっと、いろいろ生活に慣れてくると、群馬の生活は基本車移動ということを痛感するようになってきた。ちょっと買い物するにも自転車で行ける範囲でのスーパーは限られているし、バスなどの公共交通は全く話にならない。
そんなわけで、49歳にして自動車免許を取ることを決意。仕事の都合で合宿は無理なので、通いで取ることに。あまり無理をせずAT限定にした。
近所にはいくつか教習所がある。2つ見学してみて、受付の方の応対が親切だったのと河川敷にあるコース周辺が緑に囲まれていて雰囲気が良かったので、大渡自動車学校に決定。4月21日から通い始めた。
群馬はさすがの車社会で、自宅の前までマイクロバスで送迎してくれる。仕事がある日は、そのまま大学まで送ってもらった。とても便利。
自分が学生の頃は、教官は下手だと怒鳴ったり不親切だったりして苦労したらしいが、いざ通ってみると現代の教習所の教官はみんな親切。きちんと説明してくれるし、失敗しても怒られるようなことはまずない。選んだ教習所がたまたま良かったのかもしれないけど。
あと感心したのが学科教習。退屈にならないように制作された『DON!DON!ドライブ』 (通称ドンドラ) というビデオ教材がとても良くできていて感心してしまった。いろいろなキャラが出てくるのだけど、個人的には「よりとも君」が好き。
免許取得までのカリキュラムはいろいろ複雑。ざっとこんな感じだった。
- 第一段階
- 学科 : 1〜10 (10時間)
- 技能 : 12時間 (コース内)
- 第一段階の効果測定 (学科の模試)
- 修了検定
- コース内技能試験
- 学科試験
- 合格すると仮免許発行
- 第二段階
- 学科 : 11〜26 (16時間)
- ※人命救助の3コマ連続の科目もあり
- 技能 : 19時間 (路上)
- ※最後の19は「みきわめ」(技能の確認)
- 第二段階の効果測定
- 学科 : 11〜26 (16時間)
- 卒業検定
- 技能試験 (路上)
- 学科試験
- 群馬県交通センターで受験
- 免許発行
ちなみに、4月21日に入学して、5月2日に第一段階の効果測定と技能を終え、ゴールデンウィークを挟んで5月11日に仮免検定 (一発合格!)、5月13日から29日で第二段階を終え、5月30日に卒業検定 (一発合格!!)、5月31日に交通センターでの学科試験 (一発合格! ) 。という感じだった。約1ヶ月と10日で取得。我ながら良く頑張った!
中古のプリウスが安く売っていたので、免許取得の勢いで買ってしまった…
もう49歳になると、一から新たな技能を習得することってあまりないので、とても新鮮な体験だった。
あと面白かったのが、技能教習の時に、いろいろな教官から「免許取るのは初めて?」と聞かれたこと。どうやら、違反をして免許取消になって再度受講しに来たのではないかと思われているみたい。そのたびに「引越してきたら車が無いと不便なので」という説明をすると、どの人も嬉しそうな顔で「群馬は車がないと生活できなからねえ〜」って答える。ホントに車社会なんだなあ…