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暗黒の年代
自殺者:8年連続で3万人超 「格差社会の影響」か(毎日新聞)。
3万人といわれても、あまりに多すぎて実感として掴めない。他の死因と比較してどのくらいの多さなのか。ちょっと気になったのでネットで調べてみる。そこで見つけたのが平成16年人口動態統計月報年計(概数)の概況という資料。この資料内の第6表:死因順位1)(1〜5位)別死亡数・死亡率(人口10万対),性・年齢(5歳階級)別というのを見て驚く。日本の20〜39歳の死因のトップはぶっちぎりで自殺が1位だった。これは、この世代間のすべてのセグメント(20〜24、25〜29、30〜34、35〜39)で安定してトップ要因。30〜34歳の死因に至っては、第2位に2倍以上の大差で、自殺が圧倒的に多い。
やっぱり、20〜30代が乗り越えなきゃいけない人生の壁なのだろうか。とりあえず何とかこの年代を生き残れば、すこし人生は楽になるならいいのだけれど…。ただよくこの資料を読むと、さらに上の年代でも自殺者の絶対数は相変らず多い。他の死因が増えるので相対的に目立たなくなってるだけみたい。