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iPadに触らせてもらった

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今年度から千葉商科大の授業は、多摩美と重なってしまったので、月曜から水曜に移動してもらった。そして春学期に担当するコマが1つ増えて、1限、3限、4限という3コマになった。コマが増えることは喜ばしいことなのだが、1限終了の10:30からと3限開始の13:10まで間、2時間40分も時間のあきができてしまう。その間に昼食をとったとしても、1時間以上時間が余る。

ボーっとしていても仕方がないので、いままであまり利用していなかった非常勤講師の控室で作業することに。なぜ今まであまり利用していなかったかというと、非常勤講師は基本的に語学の先生が多く、部屋は都心のアイリッシュパブのように外国人が多数派で、なんだか肩身が狭いのだ。とはいえ、部屋はきれいでソファーや電源もあり善意のカンパで成りたっているらしいフリーのコーヒーもある。折角なので利用することにした。

ネットと電源を確保して、iPhoneをUSBから充電しながら講義スライドの修正していたら陽気な英語担当の先生が近付いてきて、「お、お前iPhone使ってんの?」みたいにきかれた。突然のことにうろたえながら「イ、イェー」と答えたら、突然脇からiPadを取りだした。写真では何度も見たが、実物を見るのは初めて。触っても良いというので、少し触らせてもらった。

iBookで本を開いたり、動画を再生したり、Google Map見たりといった基本的な機能をさらっと見ただけなのだが、それでも俄然欲しくなってしまった。細かな動作がいちいち気持ち良い。かなりの完成度。きっとジョブスが偏執的にダメ出ししたに違いない。スペック的な部分ではなく、こうした細かな操作感にこだわり抜く姿勢は、やっぱりAppleは凄いと素直に感心してしまった。

その場で作業をする必要がないようなプレゼンだけの用事であれば、iPadだけを持って出掛けて、その場でプロジェクタに繋いでプレゼンなんて十分に可能そう。SuperColliderがiPhoneで動くのだから、きっとiPadでも動くはずで、そうするとiPadだけでライブということも可能なのではないだろうか。うーん、いろいろ夢が拡がる。はやく日本で発売しないかなあ。