芸大 – メディアアート・プログラミング I 2018
第7回: Processingで3Dプログラミング (OpenGL)
この演習では、ここまで主に2次元平面上での描画による表現を扱ってきました。今回は2次元での表現からさらに(文字通り)次元を越えて、3次元空間での表現について考えていきたいと思います。
ProcessingにはOpenGLという3Dのための描画エンジンを用いて3D表示をするモードが用意されています。これによって、複雑な数学的な処理や演算をすることなく3Dの描画が直感的に行えます。
しかし、3Dの物体を扱うには、これまでとは2Dの描画とは違った様々な要素が加わります。カメラ(視点)、ライティング、光と影(シェーディング)、奥行の重なりなどといった2次元の平面には無かった様々な技術や概念の理解が必要となります。