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多摩美 – “iTamabi on iTunes U” – iBooks Authorでつくるオープン・エデュケーショナル・プラットフォーム 2013

グループディスカッション: Tamabi iTunes Uで何をするか?

今日の内容

これまでは、iBooks Authorでのブック制作についての技術的な面をとりあげてきました。実際にブックを制作してみて実感したのではないかと思うのですが、iBooks Authorはとても良くできたアプリケーションでプログラミングの知識がなくても高度なインタラクティブな電子書籍が簡単にできてしまいます。乱暴な言いかたをしてしまえば、ある程度コンピュータの操作の基本を身につけている人であれば、誰でもブック自体は作れてしまいます。

ここから重要となってくることは、では、このiBooks Authorを使って、そしてiTunes Uというメディアを通して何を伝えていくかという内容です。素晴しいデザインのブックを作ったとしても、その内容に価値が無ければ、多くの人達に活用されるのは難しいでしょう。

今回は、このPBL科目で何をするのか、Tamabi iTunes Uを通してどんな内容を伝えたいのかについて考えてみたいと思います。

ブレーンストーミング: シャッフルディスカッション

今回は、少し実験的なブレーンストーミング(集団思考、集団発想法、課題抽出、ブレスト)をやってみたいと思います。これは「シャッフルディスカッション」と呼ばれる手法で、集団でアイデアを効率的に生みだすために考案された方法です。

シャッフルディスカッションは、いろいろなバリエーションがありますが、今回は以下のルールで行います。

1. 5人1組のグループに分かれる

  • グループの人数は5人を目安としますが、当日の状況で柔軟に対応したいと思います。
  • 友達同士でなくても、全然構いません

2. グループ内で10分間コンセプトを話しあう

  • グループ内でコンセプトを大まかに決める
  • 決めたコンセプトを、グループのメンバー誰もが他人に説明できるように理解する
  • アイデアの内容は、紙にどんどんメモしていく

話し合いの際の注意事項

  • 判断・結論を出さない
  • 粗野な考えを歓迎する
  • 量を重視する
  • アイディアを結合し発展させる

3. グループ内の1人を交換

  • 10分間経過したら、グループのメンバーから一人交代要員を選ぶ(あまり深く考えずに!)
  • 選ばれた交代要員は、他のグループへ速やかに移動

4. くりかえし

  • 新規のメンバーに現在のディスカッションの状況を説明
  • さらに10分間ディスカションを継続
  • 時間がくるまでくりかえし

アイデアをメモした紙は、最後に回収します! 「集合知」の力で斬新なアイデアを生みだしましょう!