前橋工科大学 – クリエイティブコーディング (プログラミング II) 2020
最終課題について / openFrameworksのインタラクション
Reactive Books, John Maeda, 1995 – 1999
インタラクション (Interaciton)とは英語の「 inter (〜の間に)」と「action (動作)」を合成した言葉です。つまり、インタラクションとは「人間が何かアクション (動作) をした時、そのアクションが一方通行にならず、相手側の機器やプログラムがそのアクションに反応してリアクションをする」ということを意味します。今期のクリエイティブ・コーディングの講義の最終課題はこのインタラクションをテーマにします。
今回は、openFrameworksで実現可能な最もシンプルなインタラクションの方法である、マウスとキーボードによるインタラクションを取り上げます。openFrameworksでは、通常はsetup()、update()、draw() のループの中でアニメーションを生成します。しかし、マウスやキーボードの動作によってこのループの中に割り込むことのできる「イベント」と呼ばれる関数がいろいろ用意されています。例えば、マウスポインタを動かした時や、マウスボタンを押した時、またはキーボードを押した時など、ユーザーの動作に反応するプログラムを作成することが可能となります。
最終課題
最終課題のテーマ: 「インタラクションを表現する」
openFrameworksを使用してインタラクション (ユーザーとプログラムとの相互作用) のある作品を制作してください。インタラクションの手段は自由です。
- マウス
- キーボード
- 音楽、音響
- 映像 (動画ファイル、カメラ)
- ネットワーク (OSCなど)
1月25日の最後の講義で講評会を行います!