前橋工科大学 - データ構造とアルゴリズム 2023
OOP 1 – オブジェクト指向プログラミングとは?
今回から何回かに渡って、オブジェクト指向プログラミング (Object Oriented Programing) というトピックスについて学んでいきます。
まず始めの出発点として、完全にランダムな確率で動きまわる「ランダムウォーク」な動きをする点の動きをつくりその軌跡を描いてみます。次に、このランダムな動きを増殖させていきます。
増殖の際に今回は全てを一つのプログラムに書くのではなく、それぞれの点を細かなプログラムで実装し、その小さなプログラム達を組合せることで一つの機能を生みだすような設計にします。この小さなプログラムを「オブジェクト (Object)」と呼び、オブジェクトを構成単位にしてプログラムを作成していく手法を、オブジェクト指向プログラミング (OOP) と呼びます。
OOPの考え方は今後も重要な内容となってきますので、実例を通して確実に理解していきましょう。
スライド資料
本日の課題
教材内で解説したランダムウォークする点を描くクラスRandomWalkerを使用して、OOP形式でスケッチを作成してください。簡単なもので構いません! 作成したスケッチはOpenProcessingに投稿してアンケートフォームから提出してください。
本日課題の完成イメージ
アンケート
今回の授業に参加した方は、以下のアンケートに回答してください。