前橋工科大学 - デザイン演習 IVc 2022
デザイン演習 IVc – 情報メディアデザインテーマ
「自分の興味の枠 (ローカリティ) を越えて – 自分自身のテーマを探求する」
デザイン演習 IV C (情報メディアデザインスタジオ) では、具体的なテーマ (場所、手法、アウプット手段など) はあえて設けません。そうではなく、自分自身のテーマを探求してそれを表現するということ自体を課題にします。
今後 (順調にいけば) 取り組んでいく4年次の卒業研究では、研究テーマ自体を自分自身で探して決定してさらにそれをプレゼンテーションしていく必要があります。そのためには、自分は何に興味があるのか、何がしたいのか探求していく必要があります。
今期のデザイン演習 IV Cはその予行演習として、自分自身でテーマをみつけて、さらにそれを表現することに挑戦します。自分自身で本当に面白いと思うテーマをみつけて探求してください。
野心的なテーマに取り組んでいって、結果として失敗する可能性も大いにあります。しかし、今期の演習では失敗することも歓迎します。ここでいろいろ試して失敗した経験が、最終的な卒業研究の糧となることと思います。
演習の進め方
1. 自分の興味ある対象の事例を集める
- よほどの天才でない限り、全くゼロの状態から何かを作ることは困難
- 何らかの先行する作品や研究などの事例をもとに、そこから自分自身の興味を明確にしていく
- 自分の興味の対象の具体的な事例を集めてその内容をプレゼンテーションする
2. 興味のある対象から自分自身のテーマをみつける
- 収集した作品などの事例から自分の興味を絞っていく
- どこに魅力を感じているのか?
- 共通するテーマは何か?
3. いろいろ試行錯誤しながらプロトタイプを制作する
- いきなり完璧なものは目指さない
- まずは、いろいろ手を動かしながら実際に動くものを作る
- うまくいかない場合は、別の手段を考える
4. 作品として表現する
- 最終的に自分自身のテーマを作品として表現する
- 完全なものでなくても、目指している方向性が分かるもの
- 野心的なテーマにトライした結果失敗した、ということでも良い
デザイン演習 IV Cは今期から初めて開講される演習です。いろいろ試行錯誤しながら一緒に考えていきましょう!