前橋工科大学 - 情報処理技術の基礎 2019
第12回 : Illustratorの基礎 3 – 配色の基本、画像と写真の配置
今回も引き続きIllustratorを用いたデザインの基礎について、実際に作業しながら習得していきます。今回は、配色の基本と画像や写真の配置についてとりあげます。
調和のとれた色彩を用いるには、色についての基本的な知識が必要となります。RGBとCMYK、HSBカラースペース、色相環における類似色と補色の関係、トーンといった色彩の設計に関する基礎について学んでいきます。
さらに今回は、画像や写真の配置についても取り上げます。実験によって文字や言葉よりも画像を含む情報伝達の方がより記憶に残りやすい現象が確認されています。この現象を画像優位性効果 (Picture superiority effect = PSE) と呼びます。画像や写真の配置や扱い方によって、デザインの印象は大きく変化します。様々な画像の配置方法について紹介していきます。
スライド資料
次回までの課題
課題: 総合デザイン工学科の「ワクワクするような」紹介ポスターをつくる
- ポスターを見た高校生が「この学科に入りたい!」と思えるようなデザインに
- 学科の情報は以下のPDFを参照してください
- グリッドシステムを使用して、論理的にデザインすること
- サイズ: A3タテ
- 写真を1点以上使用すること
- 工科大Webサイトの写真
- カメラやスマートフォンなどで写真撮影
- CMYKカラーで作成
- カラースキームを設計すること
- まとまりのある色彩設計を心掛ける
- ウケ狙いは必要ありません! 真面目に素直にデザインしてください