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前橋工科大学 - 情報メディアデザイン 2023

反復と乱数

順次処理 (sequence)、反復 (iteration)、条件分岐 (selection) は、プログラムを構造化する際の基本構造です。今回はこの3つのプログラムの基本構造の中から「反復 (iteration)」についてとりあげます。 コンピュータは何度もくりかえし処理することが得意です。プログラムで指定さえすれば、数百回、数千回、数万回と不満を言うことなく瞬時に反復処理を行います。反復によって人力の作業では膨大な時間がかかるような処理も瞬時に終えることが可能です。

今回はさらに、この反復処理に乱数を適用してみます。 乱数とは、サイコロを振って得られる数字のように規則性のない数のことです。p5.jsでは random() 関数を使用することで範囲を指定して乱数を生成することが可能です。

乱数と反復を組合せることで、偶然性を取り入れた表現が可能となります。図形の位置、大きさ、色などを乱数を利用して特定の範囲内でランダムに繰り返し指定することで、偶然性をコントロールしながら表現に取り入れることができるようになります。いろいろな可能性を試してみましょう。

スライド資料

本日の課題

テーマ: 「反復と乱数 – 色彩と形態による画面構成」

繰り返し (for文) と乱数 (random) 使用して、p5.jsで画面構成を行ってください。次回の講義で簡単な講評を行います! 今回は mitmedia230518 でタグ付してください! また必ず (かっこいい) タイトルをつけるようにしてください!

  • 繰り返し (for)
  • 乱数 (random)
  • 色彩 (HSB)
  • 形態
  • 座標

課題制作サンプル

アンケート

本日の授業を受講した方は以下のアンケートに回答してください。