yoppa.org


前橋工科大学 – サウンドプログラミング 2022

Sonic Pi 応用 – オリジナルサンプル、エフェクト、ライブコーディングのためのテクニック

今回はSonic Piの応用として、これまでの内容で紹介できていなかった様々なトピックスについて解説していきます。以下の項目についてとりあげます。

  • 外部サウンドの利用
  • サウンドエフェクト
  • ライブコーディングのための技術
    • パターンの定義 (define)
    • 複数のライブループの動機
    • Ticking

スライド資料

外部サンプルの読み込み用のオーディオサンプルは以下からダウンロードしてください。

サンプルプログラム

ライブコーディングによるパフォーマンスのためのプログラム例

use_bpm 65
base = :C2

define :riff do |root = :C2, num = 2, rel = 0.3|
  use_synth :prophet
  play scale(root, :major_pentatonic, num_octaves: 2).shuffle.take(num),
    cutoff: rrand(20, 80), release: rel,
    pan: rrand(-0.25, 0.25)
  sleep 0.125
end

live_loop :melo do
  with_fx :echo, phase: 1.75,
  decay: 4.0, mix: 0.8, amp: 2.0 do
    riff1(base, 2, 0.15)
  end
end

live_loop :hh do
  if one_in(12)
    sample :drum_cymbal_soft,
      pan: rrand(-0.7, 0.7)
  else
    sample :drum_cymbal_closed,
      pan: rrand(-0.7, 0.7)
  end
  sleep 0.125
end

live_loop :beat do
  with_fx :echo, phase: 0.625, decay: 8.0, mix: 0.5 do
    sample :bd_haus, amp: 1.5
    sleep 0.5
    sample :bd_haus, amp: 1.5
    sample :drum_snare_soft, amp: 2.5
    sleep 0.5
  end
end

live_loop :bass do
  i = tick
  use_synth :tb303
  play (scale base - 12, :ionian, num_octaves: 2)[i*4],
    cutoff: rrand(60, 120), release: 0.2
  sleep 0.125
end

中間課題 : Sonic Piによる3分パフォーマンス!

中間課題 : ここまで学んできた内容を駆使して、3分間のパフォーマンスをしてください!

  • 基本はSonic Piを用いたライブコーディング
  • さらに他の要素 (映像など) を付加するのは自由とします
  • 発表日時 : 2022年11月16日 (水) 6限 (次々回)

しっかり準備をしておいてください!

アンケート

本日の講義を受講した方は以下のアンケートに答えてください。