前橋工科大学 – サウンドプログラミング 2022
TidalCycles応用 1 – 構造を作る
前回、前々回とTidalCyclesの様々な機能について学んできました。セットアップと起動の方法、パターン生成の基本、パターンを変形する様々な関数、エフェクト、テンポ、乱数、コード、スケールなどTidalCyclesではライブコーディングに関する膨大な機能を使用することが可能です。今回は、これまでの内容を総合して、TidalCyclesで演奏のための構造をつくるにはどのようにすれば良いのか、そのヒントとなる実例をいくつか取り上げます。今回紹介する方法が全てではありませんが、実際のライブコーディングの演奏の際のヒントとなるでしょう。
スライド資料
サンプルコード
do
d1
$every 4 (rev)
$sometimesBy 0.2 (slow 2)
$sometimesBy 0.8 (jux (iter 8))
$stack
[
sound "ifdrums(3, 8, 0)",
sound "bd(3, 8, 3)",
sound "glitch(2, 8)"
]
#n (irand 64)
#pan (rand)
#lpf (rangex 800 18000 $slow 4 $sine) #resonance "0.2"
#delay "0.3" #delaytime "1.125" #delayfeedback "0.5" #lock 1
#gain "1.3"
d2
$sometimesBy 0.3 (jux (rev))
$sometimesBy 0.2 (slow 2)
$s "supersaw(3, 8)"
#note "c4'sus4"
|+| note "[0, 7][7, 14][14, 21][7, 0]"
|+| note "[0, 7, 12]"
|+| note "0"
#lpf (range 1000 8000 $rand) #resonance "0.2"
#sustain "0.08"
#gain "1.0"
#room "0.1" #size "0.4"</pre>
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