前橋工科大学 – 工学デザイン実習 II 2025
生成AIを活用したコーディング事前準備 – 最強のAI開発環境を構築する!

この実習の後半では、生成AIを活用したコーディング (プログラミング) を行っていきます。今回はまずその準備として、生成AIを活用したコーディングに最適な開発環境を構築していきます。生成AIをコーディングで活用するための環境は様々ありますが、今回は特に人気の高い以下の2つのツールを使用します。
- Visual Studio Code (VS Code): Microsoftが提供する無料のコードエディタで、多くのプラグインが利用可能です。生成AIを活用するためのプラグインも豊富に揃っています。
- GitHub Copilot: GitHubが提供するAIペアプログラミングツールで、コードの自動生成や補完を行います。VS Codeと連携して使用することができます。
この2つのツールを組み合わせることで、生成AIを活用したとても強力なコーディング環境を構築することができます。以下の手順に従って、開発環境をセットアップしていきましょう。
参考: Stack Overflowによる開発者調査:
- 使用しているIDE (統合開発環境) – Visual Studio Codeが圧倒的首位 (75.9%) !
- 使用しているAIエージェント- ChatGPT (82%) GitHub Copilot (68%)
ステップ1: Visual Studio Codeのインストール
- Visual Studio Codeの公式サイトにアクセスします。
- 「Download for Windows」など、あなたのOSに合ったダウンロードリンクをクリックしてインストーラーをダウンロードします。
- ダウンロードしたインストーラーを実行し、画面の指示に従ってインストールを完了させます。
ステップ2: Visual Studio Codeの設定
Visual Studio Codeのインストールが完了したら、以下の拡張機能をどんどん追加していきます! リンク先のページの「Install」ボタンをクリックすると、Visual Studio Codeが自動的に起動し、拡張機能のインストールが始まります。
ステップ3: GitHubアカウントの作成
- GitHubの公式サイト にアクセスします。
- 画面右上の「Sign up」ボタンをクリックします。
- 必要な情報(ユーザー名、メールアドレス、パスワード)を入力し、アカウントを作成します。
Githubアカウント作成の詳細は以下のページを参考にしてください。
ステップ4: GitHub Copilotの有効化
下記のページにアクセスします。
画面をスクロールしていって下記の画面の「Open in VS Code」をクリックします。

これでGitHub Copilotが有効化され、Visual Studio Codeで使用できるようになります。
ステップ5 (もし可能なら): Github Educationへの登録
学生の場合、Github Educationに登録することで、GitHub Copilotを無料でフル機能が利用できるようになります。詳細は以下のリンクを参照してください。
参考: Github Copilotの契約形態
| 契約形態 | 月額 | 年間 | 備考 |
|---|---|---|---|
| Free | 0$ | 0$ | 制限があるが無料で利用可能 |
| Pro | 10$ | 100$ | 30日間無料トライアルあり |
| Pro+ | 39$ | 390$ | Proの全ての機能に、全てのモデルが使用可能 |
| Business | 19$ | – | 中小規模のチームや企業向け |
| Enterprise | 39$ | – | 大規模組織向け |
| 学生 | 無料 | 無料 | GitHub Educationに登録している必要がある |
