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前橋工科大学 - 工学デザイン実習 IIIc 2024

AIとアート – アーティストと作品の紹介

[スライド資料]

前回の課題、調査結果発表

前回のリサーチ課題「生成AIを用いて創作された作品について」の発表を行います。一人10分程度でリサーチしてきた成果を発表してください。

前回の課題: 生成AIを用いた創作された作品について

課題の内容を確認します。

  • 生成AIを用いた創作された作品について調査
    • アート (メディアアート、インタラクティブアート …etc)
    • デザイン (グラフィック、プロダクト、ファッション ..etc)
    • 音楽
    • …etc
  • できれば自分の興味がある分野で
  • どのような生成AIを使用しているのか
  • 調査には生成AIを用いて構いません (むしろ積極的に使用してください) ただしどのように用いたのか記録しておくこと

参考: AIを使用したアーティストと作品

今回リサーチして発表を行ったアーティストや作品以外にも AIを使用して作品を制作しているアーティストは沢山います。膨大な作品の中からいくつか有名なものを紹介していきます。今後の作品制作の参考にしてください。

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Harold Cohen, AARON (1973)

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Gene Kogan, A Book from the Sky 天书 (2015)

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Sarah Meyohas, Generated Petals Interpolating (2016)

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Qosmo, The Latent Future (2017)

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BIGYUKI × Qosmo, John Connor Project (2023)

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Refik Anadole, Unsupervised — Machine Hallucinations — MoMA (2023)

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Memo Akten, Layers of Perception (2024)

その他にも大勢のアーティストがAIを用いた作品を制作している

参考図書、参考テキスト

AIartist.org

AI Artist.org

歴史的に重要な人工知能アートや創造的実践に役立つAIアート・ツールをキュレーションし、AIがアートや文化に与える影響について発信している情報センター。

参考図書

徳井直生. “創るための AI: 機械と創造性のはてしない物語.” (2021).

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参考テキスト

ChatGPTによる要約

この記事「The AI Brain in the Cultural Archive」では、デジタル時代における文化的アーカイブとAIの役割について詳しく述べています。著者のLev Manovichは、AIが文化的データをどのように処理し、解析するか、そしてそれが人間の文化的理解や歴史の見方にどう影響を与えるかを探求しています。

要約

  1. デジタルアーカイブの進化:
    • デジタル技術の進化により、過去の文化的資料がデジタルフォーマットで保存され、容易にアクセス可能になった。
    • この大量のデータは、AIを用いて新しい方法で解析される機会を提供している。
  2. AIの役割:
    • AIは、画像、テキスト、音楽など、異なるメディア形式の文化的アーカイブを解析するために使用されている。
    • AIによる分析は、パターン認識、意味の抽出、関連性の見出しといった形で行われる。
  3. 文化的理解への影響:
    • AIによるデータの解析は、文化的テキストやイメージに対する新しい理解を提供する。
    • しかし、この技術はまだ発展途上であり、どのように文化的コンテクストを完全に理解し解釈するかは継続的な課題である。
  4. 未来への展望:
    • AIがさらに進化することで、人間が見過ごしていた文化的データの側面を解明する可能性がある。
    • 文化的アーカイブにおけるAIの使用は、文化研究に革命をもたらす可能性が高い。

著者は、AI技術が文化的アーカイブの分析をどのように変えていくか、その可能性と限界について考察しています。AIの適用により文化的資料から新しいインサイトを引き出す一方で、その解釈には依然として人間の介入が必要であると述べています。