メディアラボ I 2016 – 多摩美術大学
クリエイティブ・ビジュアライゼーションWS
2016年度前期講義(情報デザインコース&メディア芸術コース共同開催)
- ワークショップGithub Page
- 曜日:火曜日3〜4限 (田所)、土曜
- 担当:山辺真幸・田所 淳・永原康史・久保田晃弘
- 教室:情報デザイン棟206 → デコースの教室も合せて
- 定員:20名
- 個人のコンピュータがある人は持参すること
講義ノート
- 第1回: クリエイティブ・ビジュアライゼーションWS オリエンテーション
- 第2回: openFrameworks入門
- 第3回: openFrameworksアニメーションの基本
- 第4回: openFrameworks + OOP – オブジェクト指向プログラミング入門
- 第5回: 力と運動 : openFrameworksで動きを極める!
- 第6回: openFrameworks作品制作のための実践テクニック – アドオンの追加、画像、動画、3Dオブジェクトの読込と表示
- 第7回: openFrameworks Addon 1 : Addonについて – ofxGui / 音の視覚化 – ofxFft, ofxProcessFFT
- 第8回: openFrameworks – 3Dグラフィクス、メッシュの操作
- 第9回: openFrameworks – 映像を使ったインタラクション ofxOpenCv、ofxCv, ofxFaceTracker
- 第10回: openFrameworks – センサーを使う: ofxKinect、ofxOpenNI、ofxLeapMotion
- 第11回: openFrameworks 複数のシーンの管理・切替え、ofxStateMachine
- 第12回: アルゴリズミック・ロゴタイプ
テーマ
プログラムコード(アルゴリズム)によって、データを可視化するための基礎と、美しく創造的に表現するための方法を、ハンズオン形式で学ぶ。データ+コードという今日のデザイン/アートに必要不可欠な基礎力(プロシーデュアル・リテラシ)を身につけるだけでなく、そこから新たな造形、色彩、運動、インタラクションの可能性を探る。ディスプレイ出力だけでなく、プロッターや3Dプリンタを用いた新たなデバイスの活用も展望する。なお、授業の内容を学内外にアナウンスし、参加メンバーはオープンとする。
方法
Processing, openFrameworks, HTML5(WebGL), P5.js といった広く使われているプログラミング言語を用いて、ハンズオンWSの形式で授業を行う。Github Education( https://education.github.com/ )を活用することで、制作物の共有と公開を行う。
内容
- インフォグラフィックスの歴史
- データビジュアライゼーションの基礎
- プログラミング言語の基礎
- コーディング環境の整備
- デバッグの方法
課題
- さまざまな出力デバイス
- 課題制作
- 発表と講評
- アーカイブと公開
参考文献
- 「FORM+CODE―デザイン/アート/建築における、かたちとコード」BNN新社 2011年
- 「ビジュアル・コンプレキシティ―情報パターンのマッピング」BNN新社 2012年
- 「Beyond Interaction[改訂第2版] -クリエイティブ・コーディングのためのopenFrameworks実践ガイド」BNN新社 2013年
- 「データ可視化プログラミング入門」山辺 真幸 古堅 真彦 秀和システム 2013年
- 「[普及版]ジェネラティブ・アート―Processingによる実践ガイド」BNN新社 2014年
- 「インフォグラフィックスの潮流: 情報と図解の近代史」永原康史 誠文堂新光社 2016年
- 「Generative Design ―Processingで切り拓く、デザインの新たな地平」BNN新社 2016年
- 「Nature of Code- Processingではじめる自然現象のシミュレーション」株式会社ボーンデジタル 2014年
- 「ビジュアライジング・データ―Processingによる情報視覚化手法」オライリー・ジャパン 2008年
- 「ビューティフルビジュアライゼーション」オライリー・ジャパン 2011年
- 「Rhinoceros+Grasshopper建築デザイン実践ハンドブック」彰国社 2014年
- 「Processing:ビジュアルデザイナーとアーティストのためのプログラミング入門」BNN新社 2015年
- 「新しい時代のブランドロゴのデザイン -ダイナミック・アイデンティティのアイデア97」BNN新社 2015年
- 「The Book of Shaders」Patricio Gonzalez Vivo http://goo.gl/t9z97i