今回はデータビジュアライゼーションの続きとして、JSON形式のデータを読み込んでビジュアライズを試みます。せっかくデータを読み込むなら「クリエイティブ」で巨大なデータを活用しようということで、今回は、Google AI Experimentsチームが最近公開した、Quick, Draw!でユーザーが実際に描いたイラストのデータを使用してみます。このデータは「face」「ant」などの出題された単語からユーザーが画面上で描いた膨大な量のイラストのデータを蓄積したもので、1.5億件以上のイラストデータが公開されています。また、イラストを描いた際の描画の順番などのデータなども残されており様々なビジュアライズの可能性を秘めています。

まず始めに、JSONデータの基本構造と、openFrameworksでJSONを扱うためのアドオンofxJSONの使い方を簡単に説明し、その後、Quick, Draw! の実際のデータを解析しながら様々なビジュアライズを試みます。

スライド資料

• 第5回 openFrameworks – JSONデータの読み込みと表示 Quick, Draw! をビジュアライズしてみる、 ofxJSON

サンプルプログラム

今回のサンプルプログラムは、WSのGithubリポジトリのweek05を参照してください。

• week05

このサンプルに読み込むQuick, Draw! の公開データは、下記のリンクからSimplified drawings filesをダウンロードして使用してください。

• Simplified drawings files (.ndjson)