多摩美 – サウンド・パフォーマンス 2017
Raspberry Piを楽器にする!
今回は、前回制作したLCDタッチスクリーン3.5インチディスプレイを装着してケースに入れたRaspberry Piを「楽器」として使用できるように環境構築とプログラミングをしていきます。
今回は、タッチスクリーンを入力デバイスとして使用してSonic Piから音を出す方法として、ProcessingでGUIを作成してそのインタラクションの情報をOSC (Open Sound Control) を使用してSonic Piへ送出するという方法を採用しました。Sonic Piは、最新版であるver 3から正式に外部のOSCの入力に対応したため、とてもシンプルなコードでこの機能を実現できるようになりました。
Raspberry Piでいきなりプログラミングするのはいろいろ面倒なことが多いので、まずMacでProcessingとSonic Piのコーディングを行い、動作を確認した上で、それをそのままRaspberry Piへと移植するという方法で進めていきます。またRaspberry Piの環境設定は、丸ごと環境構築したディスクイメージをそのままコピーして使用していきます。